東京に鬼娘が転勤になり１週間が過ぎたが、
毎晩、鬼嫁にはＬＩＮＥビデオが
台所で食事の支度をお互いがしながら会話している。
そんな中
「東京にはカゴメのウスターソースが無い」との事だ。
ウスターソース好きな僕にとっては衝撃だった。
中濃ソースが主流のようで「これはいかん！」と思った僕は
スーパーに行き、福井や関西でしか買えなさそうな商品を
購入・・・宅急便で郵送しました。
さて、昨日酒井技術顧問とお話をした中で
説明や指導をする場合は、本当に噛み砕いて説明してあげないと駄目
と言う事を聞かされました。
当然です・・・此方は判っていても相手が「なるほど！」と判るように。
例えば、僕の本業の車のパーツでお話しすると
車にはホイール（タイヤが付いているもの）がありますが
アルミホイールと鉄ホイール
どちらがいいですか？
当然アルミホイールです。
何故、軽いからです。
ここまでの説明では「なんで軽いといいんか？」となります。
そこで、人間ランニングシューズを履いて走るのと鉄下駄履いて
走るのどっちがいい？・・・なるほどですね。
車も人間同様でバネ下加重が軽ければ運動性能も良くなるし
燃費も良くなるのです。
では、アルミホイールにも
鍛造（たんぞう）ホイールと
鋳造（ちゅうぞう）ホイールがあります。（他にもありますが）
勿論鍛造ホイールは高価ですがいいです。
ここまででは、高い物はいい！で終ってしまいますが
では何故鍛造の方がいいのか？
鍛造ホイールと言うのは、アルミの塊をプレスに掛けて圧縮します。
そしてその塊を切削して誕生するのですが
鋳造ホイールは、アルミホイールの型に溶けたアルミを流し込んで
形を作るのです。
？一緒やんと思うかも知れませんが
流しただけのホイールでは、中に空洞が出来たりして強度が出ません。
だから切削する部分が少なく重くなり更に強度も不足するのです。
鍛造ホールは、プレスで圧縮するので鍛流線が出来上がり
軽くて強度のある物が出来上がります。
・・・ん～難しいでしょう。
ここで簡単に判る様に説明しましょう。
鋳造ホイールは「おにぎり」です。
一生懸命握っても米と米の間に空洞が出来てしまします。
数日置いて、硬くなっても地面に投げればバラバラになります。
鍛造ホイールは「餅」です。
米を潰して叩いて叩いて、塊にします。
数日置いて、硬くなって地面に叩きつけても壊れません。
この違いです。
何やら野球とは縁の無い話になってしましましたが
何故、こうした方がいいのか？など等
噛み砕いた説明が本物は出来るのです。（ネット引用では駄目ですね）
御簗監督以下指導者は酒井技術顧問の指導説明を聞いて
何をどうして説明すればわかり易くなるのかを徹底しているそうです。
指導者の意見交換は常に行われていて「統一」が基本だそうです。
本当にチームは良い方向に向っています。
少々速いですが、来期の部員も１０名程度募集します。
少数育成主義ですから、いまからでもどんどん説明や来季に向けて
体験や見学に来て下されば結構ですから。
では！