今まで、何度も書いているが、現在大学1年生の長男が居る。
長女・次女と誕生して鬼嫁から「3人目が出来た」と聞いた時
又もや女子だったら、将来片町で「3姉妹」と言う店でもやるか
等と考えていたが、鬼嫁から「男の子」と聞いた時
余りの嬉しさに「鯛」を神棚に供えたものだった。
それから年月が経ち、息子には野球を!と考え
乳母車に乗せて甲子園に高校野球観戦に行ったものだ。
その内、おもちゃのバットとボールを買い、仕事が終ると自宅で
ボールを投げてやり遊んであげた(あの時期は楽しかったな)
小学1年生で学童野球チームに入団させ、暇さえあれば
キャッチボール・ノック・バッティングセンターに付き合っていったが
年齢を重ねるごとに、「ガミガミチクチク」
ボールの投げ方をガミガミ言ったり、本当にうるさい父親になった。
学童野球でも高学年になると、身体が小さいから無理やり食べさせ
まるで巨人の星の星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返して居た。
試合でも、思うようなプレーをしていないと睨みつけ
無言のプレッシャーを与え、本来楽しむべく野球を楽しくさせていなかったようだ。
だから、息子から「キャッチボールしよう」とか言われた事は無い。
しかし、息子自身は野球が好きだったから野球を続けてくれたが
それでも中学野球でオールスター福井に入り、他人の子と比べ
悲観しては、息子にガミガミチクチクを続けていた。
その内に、息子は試合中でも僕の顔色を伺い、ちらちら見る子になってしまった。
そして、敦賀気比に入学・・・やっとうるさい父親から解放され
自分自身の野球感を持ち、心も身体も成長してくれた。
オールスター福井を彼是、17年近くお手伝いしているが
先ず成長する子供の親は
人と比べない
毎度毎度怒鳴ったり、ガミガミ言わない
寄り添って見守っている
練習に付き添う
そして子供を信じている
そんな人が圧倒的に多かったように感じる。
子供が打てない・・・エラーをする
そんな事で、叱られて嬉しい筈が無い。
十分子供も自身で辛く思っている筈だ。
チーム技術顧問GM兼助監督の酒井さんも御簗監督に
「試合で負けた時にこそ、良かった部分を見つけて褒めてあげてください」
と・・・
こんな話もされていた。
楽天ジュニア指導の際に、子供に
「靴を揃えろ」と怒っている親に限って自分が靴を揃えていない傾向がある
・・・と。
もう一度、子供が小学生中学生に戻れるなら
人と比べない
怒鳴ったり、ガミガミ言わない
寄り添って見守っている
練習に付き添う
親になりたいな・・・子供の野球人生は一度限り
僕のような駄目親父にはならないようにして下さいね!
何度も言いますが、食事は楽しく、野球の話も楽しく
あくまでも中学生ですから・・・
参考までに・・・