(1)資金面の課題
①出し手側(VC等の投資家)
開発初期の投資不足:創薬等の研究開発型ベンチャーでは開発初期(治験Phase1、2)で数十億円規
模の資金調達が必要になるが、我が国の民間投資は不十分。
ヘルスケア分野におけるノウハウ:ヘルスケア分野は科学面、制度・規制面等において専門性が高いため、投資
にもノウハウが必要とされる分野であるが、そのようなノウハウを持った投資家は必ずしも多くはない。
⇒ 官民ファンドが民間投資家と連携して投資するとともに、ノウハウを民間投資家に移転していく。加えて、上場環
境の整備を行う。
②受け手側(スタートアップ等)
大規模に成長するようなビジネスプランを描けていなかったり、ビジネスモデルが弱いことも多い。
⇒ InnoHubのアドバイザー等によるコンサルテーションを推進。
(2)人材面の課題
スタートアップ等において経営をリードできる人材や、健康・医療分野の専門家人材が不足。
⇒ 大学における起業人材の育成、InnoHubやピッチイベント等による人材支援機関とのマッチング、アカデミアや大
手企業から医療系ベンチャーへの人材流動を促進。
(3)規制・制度面の課題
スタートアップ等が新たな技術等を活用する場合に、既存制度上の取り扱いや運用方法を理解していない場合
も多い。
⇒ MEDISO等でのコンサル、グレーゾーン解消制度・サンドボックス制度の活用促進。
(4)ビジネスパートナー等とのマッチング面の課題
大企業等のビジネスパートナーや、実証フィールド(自治体・医療機関・介護施設等)等との接点が少ない。
⇒ InnoHubによるネットワーキングイベントやピッチイベント等によるマッチングを推進。
健康・医療戦略ファンドタスクフォースの現状と今後の方針について
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/fundtask/dai3/siryou3.pdf
文部科学省は、来年度から大学発の医療系スタートアップ(新興企業)の支援に乗り出す。基礎研究の費用を補助し、人材育成もサポートする。有望な研究の実用化を後押しし、革新的な医薬品や医療機器の開発に向けた環境を整える。
支援は、スタートアップを設立する研究者が所属する大学や研究機関を介して行う。東京大や京都大、国立がん研究センターなど国内の11大学・研究機関から公募で4、5か所を選び、それぞれに研究費補助金などとして4億~5億円を充てる。
こうした財政支援に加え、研究者らに対し、薬事や治験、知的財産を巡る規制に詳しいプロ人材も紹介する。スタートアップにはこれらの専門知識にたけた人材が不足していることが多いとされ、人材育成につなげる。
同省は関連経費20億円超を来年度予算の概算要求に盛り込む方向だ。2025年度以降の支援継続も検討する。
日本の大学発スタートアップの数は近年、増加傾向にある。経済産業省の22年度調査によると3782社あり、21年度調査の3305社から477社増えた。業種別(複数回答)では、バイオ・ヘルスケア・医療機器が1126社で、最も多かったIT(1146社)に次ぐ数だった。ただ、文科省によると、設立件数で、米国、英国、ドイツと比べて大きく劣っているという。
医療系スタートアップへの支援強化は、新型コロナウイルスへの対応が後手に回った反省が背景にある。日本は海外と比べ、ワクチンや治療薬の開発が遅れた。急速に進化するAI(人工知能)を活用したリモート診断や再生医療、バイオ医薬品の開発など、次世代医療は世界的に注目を集めている。文科省は日本の医療系スタートアップが抱える課題の解決を後押しし、国際競争力を高めたい考えだ。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230812-OYT1T50118/
Ensitrelvir、コード名: S-217622、商品名: ゾコーバ (英: Xocova)
5月以降、新型コロナウイルスの感染者数が全国的にじわじわと増加。沖縄県では6月下旬から感染者数が急増し、医療がひっ迫した。日本医師会も流行の第9波が始まったとの見方を示している。 【写真あり】この夏の人の流動で、果たして第9波はやってくるのか? そんななか、厚労省は塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス治療薬の「ゾコーバ」にも、重大な副作用としてアナフィラキシーが追加されることを発表した。 アナフィラキシーとは、全身に起こる重いアレルギー症状で、激しい咳や呼吸困難に陥ったり、じんましんなどの発疹が出たり、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れたり、ひどい場合は、呼吸困難から窒息死を招くこともある。 「今回、ゾコーバにこの重大な副作用が追加されたのは、臨床現場で2件のアナフィラキシーが認められたためです。アナフィラキシーは、ゾコーバの開発中には見られていなかったものだったのですが、塩野義製薬の判断で、薬の添付文書に重大な副作用としてアナフィラキシーを加えることが決まったという流れです」 こう解説するのは、千葉大学医学部附属病院臨床試験部助教の黒川友哉先生。黒川先生は日米の医療従事者、研究者で新型コロナウイルスについて正しい情報を伝える、日米の医療従事者・研究者からなるグループ「こびナビ」のメンバーでもある。 ■ゾコーバを含む3つの新型コロナ治療薬の効果 現在、新型コロナウイルスの経口剤(飲み薬)には米メルク社が開発したラゲブリオ、米ファイザー社のパキロビッド、塩野義製薬のゾコーバの3つがある。 「ゾコーバは日本企業が開発した初の新型コロナウイルスの飲み薬として緊急承認された新薬です。ラゲブリオとパキロビッドは重症化リスクのある患者さんにしか使えませんが、ゾコーバは重症化リスクのない、軽症~中等症の患者さんに使える薬で、新型コロナウイルス経口治療薬の約6割を占めているそうです」(黒川先生・以下同) ゾコーバは、もともと新型コロナウイルスの特徴的な5つの症状(咳、のどの痛み、鼻水・鼻づまり、発熱・熱っぽさ、倦怠感)に対して症状が約24時間短縮されるというものだ。ゾコーバの投与により後遺症リスクの低下も期待できるという調査結果も出ている。 重症化リスクのない患者への処方が可能という点から、医療機関でもほかの2つの新薬に比べて“処方しやすい薬”なのかもしれない。 ただ、ゾコーバは、処方できる患者が限られているという。 「抗精神病薬、睡眠導入薬、高脂血症薬、頭痛治療薬、降圧剤など、併用のできない薬が数多くあるため、ほかの疾患で薬を使っている人には非常に使いにくいのです。薬剤の血中濃度が乱れてしまうからです」 また、動物実験の段階で、胎児の奇形や流産が認められており、妊婦や妊娠の可能性のある女性への投与も禁忌となっている。
新型コロナウイルスの治療薬として2022年11月22日に緊急承認されたこともあって、その働きが期待もされるゾコーバだが、安全性に関する情報も限られていることに留意してほしいと黒川先生は強調する。 「新型コロナウイルスは、比較的元気で、多くの方と接触する機会のある人ほど感染しやすい疾患。投薬可能な人の条件を考えると、既往歴がない人や若い人には処方しやすい薬ではありますが、すぐに“治る”わけではなく、発症後72時間以内に服用すれば、1日程度、早く症状が改善されるというのがゾコーバの効果です。『コロナになったらこれを飲めば安心』という薬ではないため、患者さん側も安易な処方要求は避けましょう」 日本感染症学会が出している「新型コロナウイルス感染症診療の手引き第9.0版」には、ゾコーバの処方は、「発症から3日以内、かつ重症化リスク因子がなく、発熱、咽頭痛、咳などの症状が強い患者」と記されている。 さらにアナフィラキシー以外にも、発疹、痒み、吐き気、下痢、頭痛などの副作用があることがわかっており、使用の際は同意書に署名が必要な薬でもある。 一方、ほかの新型コロナウイルスの経口治療薬であるラゲブリオはほかの薬を定期服用している人にも使え、重症化リスクを30%低減するとされている。パキロビッドは重症化リスクを88%低減させるとされるが、ほかの薬との併用には注意が必要だ。 ■新型コロナウイルス経口内服治療薬の特徴 ※各添付文章をもとに本誌作成 【ゾコーバ】 投薬可能な人:12歳以上の人/重症化リスクがなくても処方可能 服用期間:原則発症3日以内に服用。1日1回、5日間内服 効果:症状出現期間が約1日短くなる/副作用が少ない/BA.5にも有効 注意点:多くの薬との飲み合わせが悪い/アナフィラキシー症状が出ることも/妊娠中・授乳中は使えない 【ラゲブリオ】 投薬可能な人:酸素投与を必要としない18歳以上の人/重症化リスクの高い人 服用期間:原則発症5日以内に服用。1日2回、5日間内服 効果:ほかの薬を定期内服していても使いやすい/重症化リスク30%低減/BA.5にも有効 注意点:消化器症状やめまいなどの副作用がまれにある/粒が大きく高齢者は内服が大変/アナフィラキシー症状が出ることも/妊娠中は使えない 【パキロビッド】 投薬可能な人:成人、もしくは40kg以上の12歳以上の人/重症化リスクの高い人 服用期間:原則発症5日以内に服用。1日2回、5日間内服 効果:妊婦にも有益性が上回る場合に投与可能/重症化リスクを88%低減。BA.5にも有効 注意点:多くの薬との飲み合わせが非常に悪い/味覚不全や消化器症状があることも/アナフィラキシー症状が出ることも ■緊急承認新薬とは注意深く付き合おう 薬剤師の宇多川久美子さんも、薬には副作用がつきものであることを忘れないでほしいと強調する。 「どんな薬にも副作用はありますし、アナフィラキシーのリスクもあります。ゾコーバも日本の製薬会社が開発した新薬だから使いたくなるという患者心理もあるでしょうが、新薬は開発されたばかりで、まだまだわかっていないことがたくさんあるものです。特に緊急承認を受けた薬は、臨床の現場でも注意深く取り扱われるべきですね」 早く効果的な薬が出てきてほしいが、薬に「万能」はないようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1401e7cc09b2fa4a88e66c0186d8bcf5e7e800c1?page=1
Ensitrelvir
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AB
https://med.shionogi.co.jp/products/medicine/xocova.html
https://www.shionogi.com/global/en/news/2022/11/e20221122.html
Serious Side Effect Cases Total 8: Xocova Safety Update
https://pj.jiho.jp/article/248480
epigallocatechin gallate (epigallocatechin 3-gallate, EGCG)
A study has shown that epigallocatechin gallate (epigallocatechin 3-gallate, EGCG), a strong antioxidant found in green tea, helps alleviate symptoms of uterine fibroids. Uterine fibroids are so common that they occur in one in three women over the age of 30 and originate in the smooth muscle that makes up the uterus. James Segas, professor of obstetrics and gynecology at Johns Hopkins University School of Medicine in the U.S., and his team cultured uterine fibroid cells from patients with fibroids in test tubes and exposed them to EGCG, an antioxidant component of green tea. The team observed how EGCG affected the expression of proteins associated with the extracellular matrix. In particular, they concentrated on fibronectin, a major extracellular matrix protein; cyclin D1, a protein involved in cell division; and connective tissue growth factor. The research team then compared and analyzed whether protein values differed between uterine myoma cells exposed to EGCG and cells not exposed to EGCG. The study found that fibronectin was reduced by 46-52% in uterine fibroid cells exposed to EGCG, an antioxidant component of green tea; connective tissue growth factor protein was reduced by 86% in EGCG-exposed fibroid cells compared to cells not exposed to EGCG. The team explained that this is indicative of the fact that EGCG disrupts signaling pathways that promote cell growth in uterine fibroid cells and especially in the extracellular matrix. This study is another piece of evidence that EGCG may inhibit the growth of uterine fibroid cells," the team commented, "We will determine the appropriate dosage of catechins and observe side effects through additional large-scale clinical trials. The study was recently published in the international journal Scientific Reports.
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eabbe1b2d0a176397a84b09b18201527ea3dc62
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A1%E9%A3%9F%E5%AD%90%E9%85%B8%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%B3
Docosahexaenoic acid (DHA, cervonic acid) molecule
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で病床が埋まり、人工呼吸器が足りなくなった際には、多くの人が肺疾患の恐ろしさを目の当たりにした。
残念ながら、肺の機能は新型コロナのような呼吸器疾患によって損なわれるだけでなく、加齢によっても低下する。また、病気や化学物質などへの暴露、加齢が原因で起こる腫れや炎症によって気道が部分的にふさがれ、呼吸が制限される場合もある。
今回、新たな研究により、抗炎症作用をもつことが知られている「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる栄養素の摂取が、肺機能の低下を緩やかにすることが示された。この論文は2023年6月23日付けで医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine 」に発表されている。
「オメガ3脂肪酸が心血管疾患の予防に役立つことはすでに示されていましたが、それ以外の慢性疾患に対する効果は、今回の研究以前にはわかっていませんでした」と、米アリゾナ州メイヨークリニックの呼吸器科医アナ・サモラ・マルティネス氏は言う。氏は今回の研究には関わっていない。
この研究の意義は、「肺を健康に保つうえでのオメガ3脂肪酸の重要性を初めて示した」ことにあると、氏は述べている。
体内におけるオメガ3脂肪酸の重要性
単に「オメガ3」とも呼ばれるオメガ3脂肪酸は、特定の構造にもとづく脂肪酸の分類のひとつだ。米国立衛生研究所(NIH)栄養補助食品室(ODS)によれば、心臓や脳の健康増進や、免疫系の強化、血圧の低下、ホルモンレベルの改善に役立つとされている。
代表的なオメガ3脂肪酸としては、α(アルファ)-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の3つがある。
「個々のオメガ3脂肪酸は、化学的にも生理学的にも異なることを知っておくことは重要です」と、米バージニア州で活動する管理栄養士のジル・ワイゼンバーガー氏は説明する。体内でオメガ3脂肪酸を作ることはできないため、バランスのとれた食事によって摂取する必要がある。
ALAの摂取に向いている食材は、クルミなどのナッツ類、栄養強化卵、大豆、アマニ油、エゴマ油などに含まれる陸生植物の油だ。DHAやEPAは、サーモン、マグロ、サバ、イワシ、ニシンなどの海産物に含まれている。「それ以外の魚介類にもオメガ3脂肪酸は含まれていますが、量としてはかなり少なくなります」とワイゼンバーガー氏は言う。
陸と海のオメガ3脂肪酸はどちらも大切だが、米マサチューセッツ総合病院の医師ウマ・ナイドゥ氏によると、海の脂肪酸の方がより重要だという。
「これらの必須栄養素を取るのにわれわれは魚に依存していますが、興味深いことに、そうした魚はEPAやDHAを自らの体内で作るのではなく、餌にしている藻類から得ています。人間もその藻類を食べればよいのです」
いずれにせよ、これらの栄養素を摂取することは極めて重要だ。米心臓協会(AHA)は、魚を週に2回以上食べることを推奨しているが、米国人のオメガ3の摂取量は「ひどく少ない」という。(参考記事:「低炭水化物・高脂質のケトジェニックダイエット、心臓に「最低」」)
米心臓協会は、「心臓病と脳卒中のリスクを低下させる」ためにオメガ3脂肪酸を食事に取り入れることを勧めているが、今回の研究は、オメガ3脂肪酸が肺にとっても重要であることを示している。
オメガ3脂肪酸と肺の健康
新たな研究では、まず、米国人1万5000人以上の血液サンプルデータの分析を行った。サンプル提供者の健康状態は、平均で7年間にわたって追跡されていた(ただし、追跡期間が20年に及ぶ対象者も多かった)。参加者は人種的に多様であり、平均年齢は56歳で、人数は女性の方がやや多かった。
すべての参加者の血液サンプルを測定することにより、オメガ3脂肪酸と肺機能(肺活量や最初の1秒間に吐き出す空気の量)の加齢に伴う低下の度合いとの関連を見いだしたと、米コーネル大学の栄養学者で、同研究の著者の一人であるボニー・パッチェン氏は言う。
この発見を裏付けるために、研究チームはさらに、英UKバイオバンクなどのヨーロッパ系の人たちの大規模データを分析した。すると、「オメガ3脂肪酸の(血液中の)濃度が高い人ほど、肺の健康が保たれている」ことがわかったと、NIH傘下の米国立心肺血液研究所で肺疾患部門長を務めるジェームズ・P・カイリー氏は言う。
「われわれが採用した2重のアプローチは、今回の発見をより厳密なものとするための手段でした」と、コーネル大学の栄養科学科長であり、同論文の共著者のパトリシア・アン・カッサーノ氏は言う。
両方の分析結果は、これまでは十分に確立されていなかった相関関係を明らかにしている。「この研究は、オメガ3脂肪酸と肺の健康との関連を示すこれまでで最も強力な証拠であり、オメガ3脂肪酸を食事に取り入れることの重要性を改めて示すものです」とパッチェン氏は述べている。(参考記事:「病気のリスクを下げる食事とその仕組み、健康で長生きするために」)
今後の研究
今回の研究で対象とされたのは健康な成人のみで、多様なグループの人々が含まれていなかったと、パッチェン氏は言う。そこでチームは現在、ヘビースモーカーや慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者など、健康状態が良好でない人々のオメガ3脂肪酸の血中濃度も評価し、今回の研究と同じような関連性が見られるかどうかを調べている。
カイリー氏は、こうした研究をもとに、「いずれは慢性肺疾患のリスクが高い人々に、個人に合わせた食事内容を推奨できるようになるかもしれません」と話す。(参考記事:「一人ひとりに適した食事示す「精密栄養」、大規模研究が米で始動」)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/072700390/?P=1&ST=m_m_news
Ω3脂肪酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%A9-3%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/05.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln/26/1/26_27/_pdf/-char/ja
塩野義製薬が10日発表した2023年3月期決算(国際会計基準)は、開発した新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」(一般名・エンシトレルビル)の国による買い取り(100-200万件)が業績を押し上げ、過去最高の収益となった。売上高は前年比27・3%増の4266億円、純利益は62・0%増の1849億円だった。
飲み薬のゾコーバは、国内メーカーが生み出したコロナ治療薬としては初めてとなる。国からの買い取り収入が1千億円で、全体の売上高のほぼ4分の1を占めた。
ゾコーバについては、国との間で22年3月、治療に使うための承認が得られれば、100万人分を売ることで合意した。同年11月に緊急承認を受けた後、追加で100万人分を売った(1000億円?)。今年3月に薬価が決まり、1回の治療(5日間)で約5万1850円。9月末までは公費支援で無料だ。
塩野義製薬が厚労省の専門家部会に提出した資料によると、ゾコーバは昨年11月から今年5月までに推定約5万5千人が服用した。
一方、
イベルメクチンの売り上げが米で24倍になっている。
コロナウィルスに対するエビデンスなき、イベルメクチン(薬価 615.9円/錠)との差異は、価格のみではないか?
Ensitrelvir (Zokova)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AB
ivermectin
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/detail/1197584_1521.html
テラファーマは、樹状細胞ワクチン療法に関する技術を背景に再生医療等製品の研究開発を手掛けていた。国立大学が実施する樹状細胞ワクチンの医師主導治験への製品提供。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9
アンジェス株式会社は、遺伝子医薬開発を行う日本のバイオ製薬企業。そのファイナンスの姿勢から、株券印刷業者とも呼ばれている。
https://www.asahi.com/articles/ASR5B658KR59PLFA00B.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/236a88a27842ee97557bdac1b34d2a93d418777c
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/24-36.php
In 1987, a pandemic of a viral disease wiped out Taiwan's shrimp farming industry, the largest source of foreign currency at the time.
The pandemic of the virus spread quickly, and the shrimp aquaculture industry was chained to China, Vietnam, Thailand, and Indonesia.
Shrimp farming is an attempt to secure profits by releasing one million shrimp per hectare through ultra-intensive aquaculture, whereas in the wild, only a few thousand shrimp exist per hectare.
However, it is clear that this type of aquaculture goes against the SDGs. One day, one shrimp floats up as a signal, and in a few hours, a pandemic occurs, with a million shrimp floating up, farmers hanged or on the run at night, and aquaculture ponds have dried up to the horizon.
However, in the Andaman and Peruvian waters, there was no virus pandemic in shrimp farming, and the shrimp farmers were enjoying a comfortable lifestyle, driving luxury cars.
In these waters, the shrimp grew large, virus-free, tumor-free, healthy, and enjoyed a daily diet of sashimi and beer.
Due to differences in the seawater, the shrimp would get viral diseases, develop cancer, and before they could grow, a pandemic would break out, leading to their extinction. The waters would be contaminated with the virus, and aquaculture would not be able to resume for many years. Mineral components such as sodium, magnesium, and calcium were added to the ponds in an attempt to recreate mineral-rich seawater, but it was impossible to stop the spread of the virus.
In 1992, an attempt was made to define the differences in seawater.
Seawater at depths of 200 m to 6000 m is water with residence times ranging from 100 to 4000 years, the vertical distribution of elements is different above and below 200 m (Boyle et al, 1991), and it circulates in the deep sea (Deep Sea Water/Broecker, 1991). Dissolved minerals take complex forms (structured micronutrients).
When deep-sea currents strike submarine mountains, seawater rises to depths of 0 m to 200 m above the sea surface as upwelling. Such seawater, like deep-sea water, is structured with minerals.
Groundwater, which is terrestrial water and was enclosed in ancient times, constitutes a compositional distribution similar to that of deep-sea water and is rich in structured micronutrients.
Upwelling
Deep Sea Water/Broecker, 1991
Seawater containing these structured micronutrient provides a virus-free environment for halophilic organisms (plants, animals, fish, shellfish, and microorganisms) and a healthy, tumor-free growing environment, constituting a healthy, large, and long-lived biological community.
These waters (structured micronutrient water), in which the simple minerals (Na, K, Mg, Fe, etc.) contained in large amounts in deep sea water, spring water, and ancient water are removed and the content of structured micronutrients is relatively high, provide a virus-free environment for anaerobic biological systems (humans, animals, fish, shellfish, plants, microorganisms, and other biota), and constitute a healthy, tumor-free, larger, and longer-lived biological community. healthy, larger, and longer-lived organisms (E. Idaka, US PAT, 2002).
VERTICAL PROFILES OF ELEMENTS IN THE NORTH PACIFIC
When a substance reacts, the first step is to obtain activation energy by hydration of the reactant and substrate.
Structured micronutrients are mineral ions containing intricately structured water, and the activation energy from hydration is large, thus increasing the major reaction rate.
Structured micronutrients activate biota in the hydrosphere, soil, and atmosphere, promoting the major reaction system and inhibiting the minor reaction system.
ACTIVITY ENERGY OF STRUCTURED WATER
Chemical Reaction and Activity Energy
When the structuring of micronutrients collapses, viruses, which are side reaction systems, proliferate, and the biota become pandemic, tumorous, and extinct.
On the earth, as global warming progresses and polar glaciers disappear, cold melting water masses instantly become deep currents and stop circulating, and the regeneration of structured micronutrients (SDGs) will not occur.
The death and rebirth of biota in the earth's biosphere due to viruses is repeated.
Effects of Structured Micronutrient
(1)CD4 activation
Cancer
Alzheimer's disease, dementia
Activation of ovulation (infertility)
Ulcerative colitis
Depression
Hair growth
Skin regeneration
Corneal regeneration
(2) Virus removal
HIV-free
Coronavirus (SARS-CoV-2) free
Influenza virus
Herpes virus
Measles
(3) Microbial diversity
Staphylococcus aureus free, atopic dermatitis
MRSA free
Microbial diversity of oral, intestinal, vaginal, and biota
構造化微量要素欠損による、生物相のウイルスパンデミック http://blog.goo.ne.jp/psychiatry_neurology_soc
植物の種子を構造化微量要素に浸潤(5分間)後、播種。土壌に、構造化微量要素を散布することによって、種子と土壌微生物がウイルスフリー化し、植物が迅速に生育し、大型化して成長する。
Plant seeds were infiltrated with structured trace elements (5 minutes) before sowing. By spraying structured trace elements on the soil, the seeds and soil microorganisms become virus-free, the plants grow quickly and grow in size.
เมล็ดพืชถูกแทรกซึมด้วยองค์ประกอบที่มีโครงสร้าง (5 นาที) ก่อนหยอดเมล็ด โดยการฉีดพ่นธาตุที่มีโครงสร้างบนดินเมล็ดพืชและจุลินทรีย์ในดินกลายเป็นปลอดไวรัสพืชเติบโตอย่างรวดเร็วและเติบโตในขนาด
稲(Oryza sativa L.)
5litter / 10a, สเปรย์ 3 ครั้ง พล็อตที่อยู่ติดกันตรงกลางในพล็อตทดสอบด้านขวา, พล็อตควบคุมด้านซ้าย แปลงข้าว 20-23 สายพันธุ์แปลงทดสอบ 28-29 สายพันธุ์การใส่ปุ๋ยลดลง 25% ผลผลิตพืชเพิ่มขึ้น 25% (แปลงทดสอบ 9 ก้อน / 10A แปลงควบคุม 7 ก้อน / 10a) รสเลิศเมล็ดข้าว ใหญ่และหนัก พื้นที่ทดสอบรุ่นข้าวสีฟ้า 1 กก. / 10 ก., พล็อตควบคุม 30 กก. / 10 ก.
ผักกาดหอม (Lactuca sativa Paruke)
สารเน่าของพืช (กรด ferulic, กรด p-coumaric, ฯลฯ ) ในสนามแสดงผลยับยั้งการงอกและการเจริญเติบโตของผักกาดหอม การสะสมของสารเหล่านี้จะกระตุ้นให้ Fusarium oxysporum กำจัด actinomycetes กลายเป็นสายพันธุ์ที่โดดเด่นเข้าสู่รากและทำให้เกิดโรค มันยังคงมีอยู่เช่น chlamydospores ถูกส่งไปในอากาศถูกเปิดใช้งานในช่วงอุณหภูมิสูงและทำให้พืชล้มเหลวอย่างต่อเนื่อง แร่ธาตุที่ช่วยในการติดตามเสถียรภาพของพืชล้มเหลวเป็นระยะโดยการส่งเสริมการเจริญเติบโตของ actinomycetes, ส่งเสริมการเผาผลาญของสารที่สลายตัวและก่อให้เกิดห่วงโซ่อาหารที่ยับยั้งการเจริญเติบโตของ Fusarium sp
ในหมู่บ้านคาวาคามิมาตรฐานเพิ่มขึ้นจาก M (180,000 เยน / 10a) เป็น 2L (420,000 เยน / 10a)
ミズナ
Brassica nipponica (Potherb มัสตาร์ด)
การฉีดพ่นเนอสเซอรี่, การฉีดพ่นดิน, การฉีดพ่นทางใบ 2 ครั้ง / เดือน (เจือจาง 2,000 เท่า), 60 วันต่อมา, พล็อตทดสอบ 1,000g, พล็อตการควบคุม 340gH42cm (จังหวัดไอจิ), ไม่มีความขมขื่น
การเจือจาง 1,000 เท่า, ดิน, สเปรย์ทางใบ 4 ครั้ง สี่เดือนต่อมาพล็อตการควบคุม 900 กรัมและพล็อตทดสอบ 5.6 กิโลกรัม ในแปลงนี้ชั้นดินที่เพาะปลูกมีเพียง 10 ซม. และสามารถเก็บเกี่ยวได้เพียง 900 กรัมของผักกาดขาว อ่อนนุ่มและหวาน ความสดจะถูกเก็บไว้เป็นเวลานาน ความหนาแน่นสูง
Perilla frutescens (Red Shiso)
Daucus carota L. (carrot )
Abikoiron
東北大学が開発した超高純度のさびない鉄が生体によくなじみ、インプラント(人工歯根)や血管を補強するステント(網状チューブ)などの医用材料として有望であることが実験で分かった、と同大などの研究グループが発表した。実用化すれば、周囲の細胞との接着性の低さや毒性など、従来の金属などが抱える課題を克服できそうだという。
研究グループは同大大学院生命科学研究科の東谷(ひがしたに)篤志教授と同大金属材料研究所の安彦(あびこ)兼次元客員教授らで構成。安彦元客員教授が開発した純度99.9996%の超高純度鉄「アビコアイアン」の表面にコーティングなどの処理をしないまま、マウスなど哺乳類由来の細胞を置き、変化を調べた。
Experiments revealed that ultra-high-purity rust-free iron developed by Tohoku University is well-suited to living organisms and is promising as a medical material such as implants (artificial tooth roots) and stents (reticular tubes) that reinforce blood vessels. Research groups such as Dai announced. If it is put into practical use, it seems that it will be able to overcome the problems with conventional metals such as low adhesion to surrounding cells and toxicity.
The research group is composed of Professor Atsushi Higashini of the Graduate School of Life Sciences of the same university, and Abiko, a visiting professor of the Institute for Materials Research, of the same university. We investigated the changes by placing cells of mammalian origin such as mouse without coating or other treatment on the surface of ultra-high purity iron "Avicore Ian" with a purity of 99.9996% developed by former visiting professor Yasuhiko.
การทดลองแสดงให้เห็นว่าเหล็กปลอดสนิมที่มีความบริสุทธิ์สูงเป็นพิเศษที่พัฒนาโดยมหาวิทยาลัย Tohoku นั้นเหมาะสำหรับสิ่งมีชีวิตและมีแนวโน้มว่าเป็นวัสดุทางการแพทย์เช่นรากฟันเทียม (รากเทียม) และขดลวด (reticular tube) ที่ช่วยเสริมหลอดเลือด กลุ่มวิจัยเช่น Dai ประกาศ หากนำไปใช้ในทางปฏิบัติดูเหมือนว่าจะสามารถเอาชนะปัญหาที่เกิดขึ้นกับโลหะทั่วไปเช่นการยึดเกาะต่ำต่อเซลล์รอบข้างและความเป็นพิษ
กลุ่มวิจัยประกอบด้วยศาสตราจารย์อัตสึชิฮิกาชินีบัณฑิตวิทยาลัยวิทยาศาสตร์สิ่งมีชีวิตในมหาวิทยาลัยเดียวกันและอาบิโกะอาจารย์ประจำสถาบันวิจัยวัสดุศาสตร์แห่งมหาวิทยาลัยเดียวกัน เราตรวจสอบการเปลี่ยนแปลงโดยการวางเซลล์ต้นกำเนิดของสัตว์เลี้ยงลูกด้วยนมเช่นเม้าส์ที่ไม่มีการเคลือบหรือการรักษาอื่น ๆ บนพื้นผิวของเหล็กที่มีความบริสุทธิ์สูงพิเศษ "Avicore Ian" ด้วยความบริสุทธิ์ 99.9996% ที่พัฒนาโดยศาสตราจารย์ Yasuhiko
https://news.yahoo.co.jp/articles/123192978bb0c7a5faa818063924e29d49ee6d92
Fig. 1 Phytoplanktons
植物プランクトンは、深層海水中で構造化微量要素を取り込むことで、ウイルスフリー化して10倍に大型化(Fig 1)し、健康長寿命化する。
By incorporating structured micronutrients in deep seawater, phytoplankton become virus-free, 10 times larger (Fig. 1), and have a longer healthy life.
ด้วยการผสมผสานองค์ประกอบการติดตามที่มีโครงสร้างในน้ำทะเลลึกแพลงก์ตอนพืชกลายเป็นปลอดไวรัสขนาดใหญ่ขึ้น 10 เท่า (รูปที่ 1) และมีชีวิตที่แข็งแรงขึ้น
Pleurosigma
Copepod
Lavacean
Phytoplankton
海洋生物等(サメ、イカ、鯨等)は、腫瘍(癌)を発病せず、ウイルスフリーによって長寿命・大型化する。
構造化微量要素によって、CD4, CD8が活性化し、癌化、ウイルス感染症の発症を予防している。
Marine organisms (sharks, squid, whales, etc.) do not develop tumors (cancer) and become virus-free and have a long lifespan and large size.
Structured trace micronutrients activate CD4 and CD8 to prevent canceration and viral infection.
สิ่งมีชีวิตในทะเล (ฉลามปลาหมึกปลาวาฬและอื่น ๆ ) ไม่พัฒนาเนื้องอก (มะเร็ง) และปลอดจากไวรัสและมีอายุการใช้งานที่ยาวนานและมีขนาดใหญ่
องค์ประกอบการติดตามแบบมีโครงสร้างเปิดใช้งาน CD4 และ CD8 เพื่อป้องกันการยกเลิกและการติดเชื้อไวรัส
約400歳のサメが見つかる、脊椎動物で最も長寿
北大西洋に生息する“世界一のろい魚”ニシオンデンザメ、サイエンス誌
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/081000304/
ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)
北大西洋に生息する大型のサメ、ニシオンデンザメが400年近く生きることがわかり、デンマーク、コペンハーゲン大学の博士研究員であるユリウス・ニールセン氏らが科学誌「サイエンス」に発表した。
ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)は体長5~6メートルにも成長する一方で、1年に成長するのは約1センチと遅い。そのため長寿であると推測されていたが、軟骨しかもたないサメには石灰化する骨などの組織がないため、従来の方法では簡単に分析できず、その年齢や寿命は謎に包まれていた。
今回、ニールセン氏らはニシオンデンザメ28匹の眼の水晶体を使って放射性炭素年代測定を実施。その結果、平均寿命は少なくとも272歳と見積もられ、なかでも体長4.93メートルと5.02メートルの大きな2匹はそれぞれ335歳、392歳と推定された。これまでに脊椎動物では最も長寿とされたホッキョククジラの211歳を上回り、無脊椎動物を含めてもアイスランドガイの507歳に次ぐ記録だ。
ニシオンデンザメの最大記録ははっきりしないが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストのページには少なくとも6.4メートルと書かれており、そうなると寿命は400年をゆうに超えるだろう。
さらに重要なのは、ニシオンデンザメのメスが成熟する年齢が150歳を超えると示された点だとニールセン氏は指摘する。近年、ニシオンデンザメは急激に減少しており、成熟するまで長い時間がかかることはその大きな要因のひとつと考えられている。
サメを専門とする沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤圭一氏は、「1世代がこれほど長いとすれば、人間の活動がこの種の存続に与える影響は極めて大きいはずです。すでに、オンデンザメの数はかなり危険な領域まで減少している可能性が高いので、他のサメ類より保護の優先度を上げるべきだと考えます」と言う。
現在、ニシオンデンザメはホホジロザメやジンベエザメなどと比べて、IUCNではより下位の「近危急種」(near-threatened)に位置づけられている。「これら一般に“認知度が高いサメ”だけでなく、オンデンザメや一部の深海ザメなど、人間の眼の届かない海域でひっそりと暮らす生物にも目を向けるべきだと私自身は思います」と佐藤氏。
272-Year-Old Shark Is Longest-Lived Vertebrate on Earth
Greenland sharks also don't reproduce until they're around 150 years old, a new study says.
IT'S NO FISH tale: The Greenland shark is the longest-lived vertebrate on the planet, a new study says.
The animal, native to the cold, deep waters of the North Atlantic, can live to at least 272 years—and possibly to the ripe old age of 500. (Related: "Meet the Animal That Lives for 11,000 Years.")
“We had an expectation that they would be very long-lived animals, but I was surprised that they turned out to be as old as they did,” says study leader Julius Nielsen, a biologist at the University of Copenhagen.
Because of its remote habitat and elusive nature, the giant shark is poorly understood, including how long it lives.
Some research had suggested they grow extremely slowly, less than half an inch (a centimeter) per year, suggesting a life span well beyond those of other vertebrates.
Determining a bony fish's age can be easily done by analyzing their otoliths, or ear stones. But sharks, which are made mostly of cartilage, lack this kind of hard, calcified tissue.
So scientists found another way to figure out the age of Greenland sharks: looking into their eyes.
Fishy Estimates
The researchers analyzed 28 female Greenland sharks that had died accidentally during the Greenland Institute for Natural Resources’ commercial fish-monitoring program.
“The secret behind the success of this study is that we had young and old animals, medium-sized and large animals, and we could compare them all,” Nielsen notes.
Greenland sharks have a unique eye structure in that the lens grows throughout an animal’s lifetime. The older an animal gets, the more layers are added to the lens. Scientists can't count the layers as they would tree rings, but they can remove all the layers that have been added over the years until they reach the center, or the embryonic nucleus, of the lens. (See "Rare Whales Can Live to Nearly 200, Eye Tissue Reveals.")
This tissue is composed of proteins that were formed when the shark was a young pup. Scientists can analyze the chemical composition of the eye lens nucleus to estimate an animal’s age.
Radiocarbon dating of the 28 Greenland sharks' lens nuclei revealed a maximum life span of at least 272 years, according to the study, published August 11 in the journal Science.
A Greenland was shark accidentally caught as bycatch on a research vessel in southwestern Greenland.
PHOTOGRAPH BY JULIUS NIELSEN
The largest shark in the study, at 16.5 feet (five meters) in length, was estimated to be approximately 392 years old. Nielsen says there is some uncertainty around that estimate. He and his colleagues determined with 95 percent certainty that the shark was between 272 and 512 years old, and it was most likely around 390.
What’s more, because female Greenland sharks are reported to reach sexual maturity at lengths greater than 13 feet (four meters), they likely would start breeding at 156 years of age.
It's unknown why they live so long, but cold environments cause low body temperatures, which in turn means slow metabolism—and thus less damage to animals' tissues.
Troubled Waters?
These results are crucial, Nielsen says, because the Greenland shark population is unknown. If the species is rare, the death of even one long-lived animal could be a huge loss. (See "Slow Sharks Sneak Up on Sleeping Seals [and Eat Them]?")
Not only is the shark sometimes caught by accident during fishing—a phenomenon called bycatch—but its habitat may be disturbed by climate change and many countries' increased focus on the Arctic for fishing, oil, and other natural resources.
“The longevity is remarkable, but I hope the public recognizes how important that is with regard to how we manage and conserve Arctic and deepwater ecosystems,” says Aaron Fisk, an ecologist at the University of Windsor who was not involved with this research.
“If Greenland sharks live this long and don’t reproduce until they are 150 years old, their population is vulnerable to exploitation.”
Nielsen agrees: “It’s important for policymakers to keep in mind that this is an extremely long-lived and slowly maturing animal.
"Fisheries should do what they can to minimize bycatch. We need to have some respect for them.”
https://www.nationalgeographic.com/news/2016/08/greenland-sharks-animals-science-age/