(1)唐辛子
辛みのある食べ物を食べるとカッと暑くなりますよね。唐辛子の辛さの元であるカプサイシンには、代謝を上げることでエネルギーの消費を増やし、体脂肪を燃焼させる効果があります。
運動と組み合わせるとダイエット効果抜群。さらに、血糖値を下げるはたらきもあるのが嬉しいところですね。
一方で、カプサイシンには食欲増進効果もあり、食べ過ぎには注意が必要です。唐辛子自体も刺激が強いため過剰摂取は禁物。胃や腸に負担をかけたり、血圧を上昇させる恐れがあります。
なにごともほどほどが重要ですね。上手に取り入れて脂肪を燃焼させてください。
(2)赤身の肉
赤身の肉に含まれるL-カルニチンは、脂質をエネルギーに変換する際に必要となる成分で、脂肪の燃焼をサポートしてくれる心強い味方。ダイエット系のサプリメントなどにもよく使われていますよね。
L-カルニチンを多く含んでいる食材の代表は羊肉。ほかに、牛肉や豚肉の赤身の部分にも多く含まれています。
エネルギーを消費してくれる筋肉を育てるためにも、肉や魚からたんぱく質を摂取することが重要。ダイエット中でも工夫して取り入れたい食材です。赤身を選べば脂肪の燃焼も助けてくれるため一石二鳥ですね。
(3)ココナッツオイル
ココナッツオイルの主成分は飽和脂肪酸で、約9割を占めています。この飽和脂肪酸の多くが“中鎖脂肪酸”と呼ばれるもので、一般的な植物油に多い長鎖脂肪酸と比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくいのが特徴。そのため、脂肪が吸収されにくく、しかも体に付いている脂肪は燃えやすくなります。
さらに、中鎖脂肪酸には善玉コレステロールの働きを助け、悪玉コレステロールを減少させる働きまで。血管内の中性脂肪とコレステロールのバランスを保つサポートをしてくれます。
ココナッツオイルは加熱による酸化にも強いので、炒め物や揚げ物にはうってつけです。
http://nikkancareism.jp/archives/5311