ハリウッドセレブや成功者に続けと言わんばかりに、巷には意味不明な横文字の健康法が溢れる昨今。そうした「意識高い系」健康法にハマる健康オタクたちに残念なお知らせを発表する。
◆セレブのゴリ押しに騙されることなかれ
「生酵素が体にいい」、「酵素でダイエットできる」……どちらも100%インチキであると言い切るのはおおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏。
「酵素は体内のタンパク質のさまざまな働きを助け、科学で言えば触媒の役割を果たしています。酵素はタンパク質からできていますが、体内で最終的にはアミノ酸に分解され、そのアミノ酸を利用して必要なタンパク質をつくります。従って、ただ単に酵素を摂取したからといって、もとの酵素がつくられるとは限らないのです」
ミランダ・カーや藤原紀香など、セレブや芸能人には酵素愛好家が多数いるのだが……。
「酵素を食べても健康にはなりません。ただ、摂取した栄養素を消化吸収する手助けにはなります。そのため、まず食べ物を選ばないと意味がありません。タンパク質、あとはビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することのサポートとするべきです」(池谷医院院長の池谷敏郎氏)
●酵素は栄養素の触媒にすぎず、単体摂取はまったく意味がない
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161105-01150923-sspa-soci
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