たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

2012年SCC上京記④

2012-05-05 22:12:00 | 同人
 上京2日目。
 この日のSCCはサークル参加。
「何度も書いてますが、皆様ありがとうございました!!」
 1人参加だったのに売り子の交替に来て下さったM様のおかげで
買い物も出来てよかったのですが、
ひとつだけ「ちょっとなぁ…?!」だったのが
同じホールでやっていた企業ブースでの声優さんのライブ。
「音響で、買いに来て下さった方の声が分かりにくい!!(怒)」
 元々、コ●ケでも企業ブースの存在はともかく
「ライブだとかは、
真面目に売り子をやっているサークル参加者や
本を買いたい人ほど行けないだろうし、
『同人誌即売会』としてどうなんだろう?!」と思ってたんですが、
今回はサークルスペースとは離れてるコ●ケと違って、
サークルが配置されてるのと同じホール内。
 ウチの配置は同じホールでもまだ遠い場所でしたが、
それでも実害を感じたわけで。
「すぐ傍のサークルさんだったら、苦情申し立てていいレベルだったんじゃ?!」
 主催企業は
「一般入場者(と利益)を増やしたいのかもしれないけど、
どうもサークルへの配慮が足りないと言うか!!」
 こういう事でサークルが怒ってイベント参加しなくなれば
一般入場者も減るしイベント自体が縮小するはずですが。
「主催は、かつての『幕張メッセでのイベント中止』事件の時に
男性向けサークルを突き離すような措置をして、
以来C.City系には男性向けサークルが来なくなったとか
聞いた事あるけど…。」
 自分達のイベントはどういうものか、
どんな変更をするにしても原点を忘れないで欲しいものです。


2012年SCC上京記③

2012-05-05 19:37:08 | 同人
『平治物語絵巻・三条殿夜討巻』は、
タイトルどおり平治物語を絵巻物にした作品で展示されてたのは
『平清盛が熊野詣に行って京を留守にした間に
藤原信頼と源義朝が挙兵。
 後白河上皇の当時の住まい三条殿に押し寄せ
院を拉致した後で火を着ける』
乱の始まりのシーン。
 鎌倉時代の作品で時代が近いこともあってか、
火攻めにされた混乱の中で
井戸に見投げしたり、押さえつけられて首を斬られる人々の悲惨な状況が
かなりリアルに描かれてました。
 ちなみに、この特別展に併せて東京国立博物館の本館でも
『六波羅行幸』の巻が展示されてましたが、
特別展は観るため大行列だったのに『六波羅行幸巻』は人も疎ら。
「本館って言っても、多分、常設してないはずなのにな?」
 しかし、おかげで
『女装された二条天皇が乗る牛車を
源氏側の兵士が確認する』シーンが
バッチリゆっくり観られたのはラッキー!!
(今まで見たことある写真では門の隅まで写ってなかったので、
寝ている門番の兵士が描かれていたのも初めて知りました。)
 しかし!!ここで更に、東京にある他の私立の美術館でも
この展示に併せて『信西巻』が公開されていると知り、
でもそちらはいきなり住所を見ても交通アクセスも行く時間も分からず
「近くなのは間違いないのに!!」とそれはとても悔しい気分に。
「…でも、今回の大河ドラマの信西、
愛嬌あって憎めないキャラになっていて
そのイメージで彼があんなことになってるのを見るのは悲しいな」と思って
つい負け惜しみをしてました(苦笑)


2012年SCC上京記②

2012-05-05 19:00:37 | 同人
 イベント後の疲れもあるはずなのに雨の中、出かけた
『ボストン美術館 日本美術の至宝特別展』
 場所は東京国立博物館平成館。
 明治時代、フェノロサや岡倉天心などが集めた美術品を中心にした
ボストン美術館所蔵の日本美術品の『里帰り』展示で、
国宝級の作品も大量にありました。
 これを「元来の日本文化に対し否定的だった
明治時代のどさくさに海外流出した」と取るか、
「しかし、外国人であっても当時に価値を理解していた彼らのおかげで、
例え所在は海外だろうときちんと保存され現在まで残った」と考えるかは
実は、私も見る前まで複雑でしたが、
解説に興福寺など奈良の有名寺院に縁の仏像なども有るのを見て
「…興福寺すら一部の仏像を手放すような事態なら、
結果的には後の方が近いだろうな!!
(個人的売買された挙句に存在の有無すら分からなくなるより、
ずっとよかったんでは)」と思いました。
 さて。以前にも書きましたが、今回の個人的なお目当ては絵巻物…
『吉備大臣入唐絵巻』と『平治物語絵巻・三条殿夜討巻』
 『吉備大臣入唐絵巻』は奈良時代の遣唐使だった吉備真備の冒険物語
(史実とはかなり違う、ファンタジーなストーリー)
 唐の皇帝たちの陰謀で鬼の出る楼閣に閉じ込められたり、
とんでもなく難しい書物を読まされたり、
やったことのない囲碁の勝負をさせられたりする真備が
「正体は唐で亡くなった阿倍仲麻呂な鬼」と協力して
難題を乗り越え日本に帰国する、
内容も絵もかなりユーモラスで漫画チックな絵巻です。
 解説によると後白河法皇が周囲に置いていた絵師達が作ったと
考えられているそうで、
大河ドラマで以前、信西が清盛に仏画を描く絵師を紹介する際
「(言動は風狂な方だが)雅仁様(後の後白河法皇)は芸術の審美眼は高い」
と言ってたのを思い出してしまいました。


2012年SCC上京記①

2012-05-05 07:00:23 | 同人
 重ねて書きますが
「SCCスペースに起こし下さった方、
お世話になったりお話した皆様、
ありがとうございました!!vvv」
 イベント前日から上京し、1日目から一般参加で行きました。
 当日は雨。
 しかも神奈川など東京近くでも警報が発令されてる中、
9時過ぎから並んで会場に入ったのは10時30分頃。
 そこから色々買い物して、一通り済んだのが13時頃。
「早めに帰った方が、電車がまだすいてるかな?」と
早々にホテルへと戻り。
 14時過ぎにホテルに着いて、ふと気づきました。
「まだわりと時間あるし、
イベント終わって帰る前に行くつもりだった東京国立博物館に行けるんじゃ?!」
 雨だし、多少空いてるかもだしと出かけて行きました。