バンコクでロングステイ始めました!

バンコクロングステイのあれこれを記録代わりに記事にしています。

お気に入りのビール

2024-07-18 08:20:00 | ロングステイ

私は呑兵衛で、お酒なら大概のものは大歓迎である。日本では清酒を筆頭に、焼酎、ビール、ウィスキー、ジン、ウオッカ、葡萄酒と、何でもござれだ。しかし、ここバンコクでは、タイ内国産ビール一辺倒である。暑くて汗をかくので、身体がアルコール分の高い飲み物を欲しがらないこと、輸入品の酒は日本よりも高価なこと、が主な理由である。例えば、日本では2千円はしないと思われる葡萄酒が、バンコクでは知名度の高いワインショップであるWine Connectionで750バーツ(約3200円)。同じく、スコッチウィスキーのジョニーウォーカー赤ラベルは1300円位だが、セブンイレブンで699バーツ(約3000円)と言った具合だ。タイは物価が安いと信じて疑わずに移住やロングステイを始める事例もあるようだが、実はモノによりけりなのだ。どうしても焼酎やウィスキーを飲みたい人は、免税範囲内で持ち込むことをお勧めする。

それはさておき、チュラ大のタイ語講座でアタマに大汗をかき、帰宅後プールで500m泳いで身体にも汗をかき、シャワーを浴びた後に待っているのは、恒例の晩酌である。こればかりは、たとえ翌日が卒業試験でもやめられない。地元仕様のタイ料理でヒリヒリする口の中を、冷えたビールで洗い流すのは至福のひととき、命の洗濯だ。普段は、目の前のセブンイレブンで買ったチャーン🐘、リオ🐆、MYビールの3種を中心に、たまにシンハ🦁やタイガー🐅を混ぜてローテーションしているのだが、先週、嬉しい発見があった。TOPSというスーパーマーケットで見つけたカラバオビールというのが、本格派でとても美味しかったのだ。ヱビスやプレミアムモルツをもう少し豊かにした感じとでも言おうか。ラベルを見るとさもありなん、麦芽100%とあり、米やコーンスターチを使っていない。そして醸造元は、タワンデーンジャーマンブルワリー。タイ語では、赤い太陽、夕陽を意味する。バンコクにあっては、良質な自家製ビールを提供する貴重なビアホールで、私も何度か足を運んだことがある。かなり大きな店だが、週末ともなると満員、長いテーブルには所狭しと料理が並び、タワービールがあちこちに屹立する。ステージでは生演奏でタイの演歌や楽曲が歌われ、ムンムンした熱気に包まれて客は長い夜を楽しむのだ。ここのビールなら納得である。

このカラバオビール、シャープでリッチなラガーと薄いこげ茶色の芳醇なデュンケルの2種類があり、どちらも素晴らしい。一本60バーツでリオやチャーンより20円ほど高いが、それを遥かに上回る価値があり、今や私は宗旨替えを迫られている。

 

 

 



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