アメコミとラーメン

SPIDER-MANの73


今月のThe Amazing SPIDER-MANは2冊、 639号と640号が御用達から到着。先月から始まったArc(複数話完結の話)、One Moment in Time("OMIT”)が続いている。先月SPIDER-MANについてのBlogを書き終わった後に聞いたPodcast、SPIDER-MAN Crawl Spaceでは、パネルのメンバーがこのOMITのことを酷評していたな。理由は、沢山あるんだけど、その一つは、SPIDER-MANことPeter ParkerとMary Jane Watson("MJ”)との結婚を阻んだものが、名も知れぬしょうもない悪人だったところかな。まー彼らの意見は彼らの意見。おいらとしちゃ結構このOMITのことを気に入っている。

今月もJoe Quesadaが筋書きと現在の画を担当し、過去の画をPaulo Riveraが担当している。だんだんPauloの画が気に入ってきた。添付画像の639号の表紙も彼が担当。MJの表情が良いね。ちょっと昔風のタッチも感じが良い。それに引き換え、Joeの画はもう一歩かな。やっぱり漫画家の価値はかわいい女の子が描けるかどうかで、80%決まるね。ただし、Joeの描く構図はどれもすばらしい。彼が描く表紙画がすばらしいのは、構図が良いからなんだね。

さて、話はというと、結婚がチャラとなった後、いったん冷えかけたPeterとMJとの関係も徐々に修復されていく。ただし、もうMJの気持ちは結婚にはいかない。理由は、二人の子供を持つ自身がないかららしいのだが、もう一歩説明不足。その理由を表現しているのが、以下のMJの台詞。 “You are saving lives. But what cost?”(あなたは沢山命をすくっているけど、その代償は誰が払うの?つまりPeterの家族が払うという意味。お粗末。)

二人の結婚がチャラになって、SPIDER-MANの正体がPeterであることがわからないようになったはずなのに、(そういう悪魔との契約)何故かCivil WarでのSPIDER-MANの正体が世間に明かされるシーンが出てきた。どうなっているんだ?

その状態を救おうとしているのが、SPIDER-MANの昔からの協力者のDOCTOR STRANGE。May伯母さんの命も救った上に、SPIDER-MANの正体まで隠そうとしてくれている。良い人だ。そんな良い人をつかまえて、MJが気味悪がっているところが、笑えるね。

それから、MJの伯母さんを殺そうとする悪人に対し、MJが敢然と立ち向かうシーンも良い。SPIDER-MAN顔負けで、しゃべりながら戦うMJがかっこよかったな。

SPIDER-MAN Crawl Spaceのパネルの人たちの言うように、おかしなところはあるけど、次のコマを読まないではいられない。物語の進め方はすばらしい。
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