アメコミとラーメン

CLOAK and DAGGER登場篇、80年代のNEW MUTANTS 23号、24号




コロナの影響からアメリカでは新刊が発売されない。いよいよ読むアメコミがなくなってきて、緊急避難的に買ったThe NEW MUTANTS (“NM”) 23号、24号をレビュー。

筋書をChris Claremont、画をBill Sienkiewiczがそれぞれ担当。添付画像は24号のもので、同じくSienkiewiczの作品。今回は特に考えがなかったな。NMを襲う謎の敵とNMの図。

いつものように粗筋。Robertoに憑依する何者か。彼を屋敷に連れ帰ろうとしたCOLOSSUSとの間で戦いが始まり共唐黷ノ。この事件にはRhaneの悪夢にも関連があった。夢遊病のRhaneの後を追ったDaniとSamは、力を失ったCLOCKとDAGGERに行き着いた。

次に気にいった台詞やシーン等を紹介。まずはCOLOSSUSことPeterがチェスが得意なこと。超ステレオタイプな設定で笑える。ロシア人はみんなチェスが好きなのか。もう一つステレオタイプな表現。バーでの喧嘩。酒も呑んでないのに喧嘩とは。

Daniを抱え空を飛んでいるSam。二人の会話。Daniの絶対的信頼を表す台詞、”I have faith in you, Sam.” それに対しいつも自信がないSamは、”That makes one of us.”と答える。英語の常套句、”That makes two of us.” を捩った言葉。

CLOAK and DAGGERの出現は読んだことがないMarvel Team Up Annual 6号から続いてらしい。そして、伏線のMagnetoの登場は読んだことのあるUncanny X-MEN #150の後日談。この号が発売されたころはいつも金欠だったので、NMまで手が回らなかった。買っていればもっと世界が広がったな。

NM 24号はそれ程進展なし。どうやら、Robertoに憑依していたのはCLOAKの力らしい。同じくRhaneにもDAGGERの力が宿っていて、それが顕在化すると彼女が大人の女性に変っちゃうのが良いな。

逃げ腰なCLOAKに対し力を失っていてもDAGGERは前向き。そもそもの本来の彼等の目的をCLOAKに説得しようとする台詞。”We say we champion kids in trouble. Yet we’re not doing a blessed things for the two who need us most!” “champion”は所謂チャンピオンじゃなくて、この場合は擁護するという意味の方。こっちの意味をわかっていると会話に使える。
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