アメコミとラーメン

X-FORCEその1


X-FORCEはそもそも1990年代の初めにRob Liefieldの画で第1号の初版が爆発的に売れたタイトル。当時売れた一つの要因は、4、5種類図柄が異なるおまけのカードを1枚づつ変えて入れて売るせこい商売方法だった。(それに乗せられて2冊買ったな。)2004年に一度復活している(表紙だけRob Liefieldが担当していた)ので、今回は二度目の復活。メンバーは1990年の時にもいたWOLFSBANEとWARPATH。それからX23とWOLVERINE。最近WOLVERINEはX-MENの姉妹誌のどこにも出てくるな。出過ぎると飽きられるよ。

前月までX-MENと熾烈な戦いを行ったPurifiersが敵。考えてみたらPurifierって空気清浄機って意味もあって不気味だな。(つまり差別対象の人たちを清浄するってことだからね。)

画はClayton Crain。去年ぐらいまでSPIDER-MANの表紙を担当していた人だ。(もしかしたら本編も描いたことがあったかな。)写実主義派だね。良いね。

内容はX-MENのリーダーCYCLOPSが上記メンバーに政府組織SHIELDから武器を奪ったPurifiersを唐キために組織された上記メンバー達が活躍すると言うもの。一番最初のこれまでの粗筋のページには、X-FORCEは “cross the lines that X-MEN don’t”って書いてあるね。X-MENのX-MENであるが故の存在価値って言うのはX-MEN don’t kill.ってこと。これはX-MENの姉妹誌の中でも結構重要な哲学。つまりX-FORCEはその一線を越えちゃうってことだ。表紙には “Parental Advisory”と書いてあるのは残酷なシーンが掲載されているからだ。注意書きが書かれていても残酷なシーンを載せることにはあまり賛同できない。子供も読む漫画にあまりそういうシーンを載せてほしくない。難しい問題だけど表現の自由と両立すると思うんだよね。
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