IRON MANにMary Jane Watson("MJ”)が登場するとの情報を事前に入手し御用達Mycomicbook.comに注文したInvincible IRON MAN (“IIM”) 4号が先月到着、そして5号が到着したところでレビュー。IRON MANネタとしては2年振り。
筋書をBrian Michael Bendis、画をDavid Marquezがそれぞれ担当。
まずは粗筋から。Madam Masqueが世界中の魔術に関わる品々を盗んでいる。それを追うIRON MAN。彼女と関係するバイオテック忍者が彼を襲う。情報を元にシカゴへ飛ぶIRON MANだが、そのお供は美男子になったDr. Doom。彼と共にMadam Masqueと戦う。戦いの場は、ヒーローにうんざりしたMJが新しく開いたクラブJackpot。
いつものように、気に入った台詞やシーンを順不同で紹介。まずは、Marquezの画。良いじゃない。アクションシーンも悪くないが、彼の描くMJは非常に可愛い。アメリカで暮らしていた時、ビックリしたけどこの表紙みたいに綺麗な緑の眼をした人って、本当にいるんだよね。
Dr. Doomがどうして美男子になったのかを知らないし、何故IRON MANを助けているのかも知らない。北欧神話のLokiじゃないけど、悪が気まぐれか、他の目的があってか、善行を行う図は悪くない。
IRON MANの人工知能のパートナーの名前はFriday。映画ではJarvisだけど、漫画の世界ではJarvisは実在の人物だからね。この人工知能との会話は結構面白いな。
会話と言えば、バイオテック忍者に関する詳細を警察官のメルアドに送ったってIRON MANの台詞の後の、警察官の返事は間抜けで良かったな。”How do you know my email?” Bendisは本当に上手だよね。つまらないネタでも面白く演出するよ。
MJのヒーローにうんざりって状態を表しているのがちょっと癇に障ったけど、我慢できるレベル。もしそうだったらTony Stark(=IRON MAN)の申し出を受けたりしないもんね。いや、それより、もしTonyの申し出を受けるのであれば、Peter Parkerの元に戻るという選択肢だってあるんじゃない?
販促のためとは知りつつMJが出るだけで、買ってしまったが、結果正解か。それだけでなく、MJの表紙って、それだけで、魅力的なんだよね。(話はそれるけど、MJが描かれているAmazing SPIDER-MANのvariantでどうしても欲しいやつがある。)
残念なのは、MJについて、Tonyの記憶にないこと。MJとPeterが悪魔と契約する前には知り合いだったのに。
暫く、彼女はTonyの元で働くことになるようなので、取り敢えず買い続けることにする。
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