時空を越えて現れた402便の人達の、それぞれの10年。。。
それは来週の3話からひとりひとりスポットを当てるのだろうけど
402便が戻ってきたことで、時間が止まっていたヤス子の心の中で
何かが動いた。
「10年前に愛していた人を今も変わらず愛していますか?」
ヤス子の立場だったら 答えはYes
だって、心の中は10年前で時間は止まったまま。
花開く前のつぼみのまま、瞬間凍結して凍らしたような感じだと思う。
10年の歳月が流れ、当時のままの姿で現れた彼。
10年目にして氷が解けて、また動き出した。。。そんな感じ?(苦笑)
もうこの世にいないとあきらめようと何度もしたと思う。
いてもたってもいられず、遺族のために一人頑張ったヤス子。
それでも10年ひと昔!じゃないけど、気が付いたら
あの頃の情熱はなくなり、老後の年金をもらうために何となく仕事をし
何となく生きている自分だったと思う。
そんなヤス子の目の前に彼が現れ、親友が現れ
10年前にタイムスリップ。
あの頃、あんなに仕事頑張ってたし、人のために頑張ってたし
彼のこと愛してた。
自分も、10年前何していたのか?目を閉じて思い出してみた。
95~6年、好きなハリウッドスターに会いたくてアメリカにホームステイをした。
1ヶ月間だけ。初めて行ったアメリカで、色々な経験をしたっけ。
10年前の自分を思うと、キラキラしてた。
同じ自分なのに羨ましく思うなんて(苦笑)
ヤス子とテツ(山本太郎)の会話が、ほのぼのとして面白かった。
10年経った自分を見られるのが恥ずかしいから
面と顔を見ないヤス子の気持ちが可愛かったなぁ~
ともするとシリアスな作品になってしまうんだけど
コミカルな部分も結構あって、面白い。
こんなことあるわけないんだけど、「あるわけない」って思わない自分がいて
まんまとその世界に浸っている(笑)
素敵じゃない?こんな夢のようなお話
9日後には消えてしまう。
このことを知っているヤス子は、多分地上勤務の立場で
それぞれの乗客に10年間のお手伝いに奔走するのでは?
それが自分にとって、10年間忘れていた仕事への情熱に繋がるのかな?って。
ピアニストの瑠璃子と母親
黒木亮君と離婚した両親
お笑い芸人を夢見ていた柚子と昇子
みんな大切な人がいる前といなくなってからの10年に大きな変化があった
だろうし。。。黒木亮君の両親は、亮君がいなくなったのが離婚の
原因なんだもん。亮君の存在がどんなに大きかったか。
次回から、それぞれの10年間にスポットがあたり
ヤス子とテツの恋愛もどう進むのか?
そして、最後9日目に皆がどんな思いでいるのか?
楽しみです
それにしても岸部一徳さんのジュリアナは花笠音頭でしたね(笑)
そうそう、9日後に消えるって出てたHPが本当にあるかと思って
検索してみたの、私だけじゃないよね?(苦笑)
「神はサイコロを振らない」公式HP
1話感想
神はサイコロを振らない
中央公論新社
このアイテムの詳細を見る