火龍果の森

孔雀仙人掌、月下美人、火龍果、シャコバ、イースター等、主に森林性サボテンの栽培記録(検索機能で気になる仙人掌をどうぞ)

イースター・カクタスの蕾

2012-01-02 21:37:02 | イースター・カクタス
年の初めなので、若干格調高く

<イースター・カクタス>
・花期がイースター(復活祭)の頃なのでついた愛称
・原種名は、Epiphyllopsis
・星孔雀、ゲ氏孔雀などがある

交配の中で生まれた、石化種が一種類ある

同じ交配で生まれた種の蕾

「Rー7」
花色:赤


「Pー7」
花色:ピンク

上二鉢の蕾は、全体にふっくらしている
一重の花が咲く

次に、石化種の蕾

「Rー9」
花色:赤

「Rー9」の蕾は、花弁になる部分が異常に細い
開花した時、花弁が紐状になる
突然変異の産物なのだが
数年、この状態で開花する
中には正常花も咲くのだが
殆んどの花は、紐状の花弁になるので
ほぼ、固定しているようだ
さらに、挿し木をしてあるので
挿し木に同じ花が咲けば
固定していることが確定する

この花の形状から
「線香花火」という名前を付けた

こういった、突然変異はイースターだけではなく
孔雀サボテンの鉢にも発生する

孔雀サボテン「桜姫」にできた
「キメラ」という現象もそうで
こちらは、花弁が、二色になって咲く
(ピンクの花弁と、白の花弁になる
 境の花弁がピンクと白にもなる)
今のところ、半々になるものと
四分の一と四分の三になるものの二種を確認している

理由は、専門家に任せるとして
私は、これを如何に固定化させるか
他の孔雀サボテンに移せないか
それを、これからも実践して行きたい