〇 商売繁盛・幸福に成る為の七つの教え・・・昔の話
物事がちっとも上手く行かない。肝心の仕事が不調である。
数年前の事、正月明けに友達と一緒に七福神廻りをした。その時の七福神 (七箇所のお寺を廻り一枚の紙に絵印を押してもらった物)が今も壁の高い位置に張って有る。手を合わせる事も多い。「毎年、行かないとご利益ないのかな・・・。」そんな愚痴とため息が、ついつい出てくる日々が続いた。
物事が上手く行かない・・・。気も沈む・・・。人が嫌になる・・・うざい・・。商売をしていて人が嫌になってしまったのでは、話にならない。重症である。
そんなある日の事、いきなり声が聞こえた。七福神の声だ。
「幸運は、人が運んで来るものだ。我々(神)には肉体が無い魂のみで有る。故に人を使ってお前を(人)を助ける。人をもって、人を救う。」
「残念ながら、それ!そこに有る鉛筆1本、我々には動かす事が出来ん。故に、人を使う。そうも人を毛嫌いしたのでは、周りに人が居なくなってしまうではないか。助け様にも助ける事は出来まいて。」
そして、「商売繁盛・幸福に成る為の七つの事柄を教えよう。」と、下記の事をおっしゃった。
〇 先ずは、よく働く。
〇 有難うと言う。(感謝)
〇 素直に御免なさいと言う。
〇 人を褒めそやす。
〇 良く笑う。
〇 良く楽しむ。(仕事も遊びも難儀も)
〇 健康である事。(健康管理)
私は、急いで書き記した。
そう言えば、心当たりが多々あった。
お金が天から降ってくる事は無かったけれど、どうしても必要な物が買えない・・・。どうしたものか・・?そんな時は、必ず、誰かが余分が有るからと言って持ってくる。
女手だけではどうにもならない力仕事・・・どうしたものか?そんな時は、どう言う訳か叔父がたまたまやって来て手伝ってくれる・・。考えられない偶然の助けは多々有った。
何れも人が助けてくれた事だけれども、その人を動かしたのは、神の仕業に他ならない。あまりの偶然と不思議が多々、そこには有った。
お金を頂いた方が有り難い様に思うけれど、手っ取り早い様に思うけれども、助けてくれた人の親切やおもいやり優しさは、お金には代えられない大きな励みと力に成る。神様は、そうやって必要な事と物を人の思いやりと言う大切な力と一緒に、頑張れ!と言うメッセージも一緒に贈って下さる。
例えば、昨年の震災では、多くの人達からの応援物資が届けられた。おにぎりに赤ちゃんのミルクや古着など、それらの物には贈った人達の思いやりや優しさが込められている。それらは、どれだけの力と励みに成ったことだろうか。お金には代えがたい価値を感じただろう。
にも関らず私は、「お金がちっとも入らない・・。最低限の手助けしか神様はしてくれない・・。何で私には厳しいんだろう・・。」そんな不平不満ばかりを言っていた。
自分が懸命に努力をし働いて、はじめて価値の有るお金を手に入れる事が出来る。私は、安易にお金をくれない神様に文句ばかりを言っていた。
神様は、頑張っていても、どうにもならない時、そーっと人を介して必要最低限の助けをして下さいます。後は、自分で努力をしなさい・・。と言う、大いなる親にも近い愛を下さる。その上、商売のコツを優しく説いて教えて下さった。
私は、真にもって愚かである。
人の親切や優しさ助け・・その裏には、神仏の愛・・助けが存在する事を気付くと、喜びも感謝も増してくる。そして頑張る力も沸いてくる。
七福神様・・・御免なさい!そして、有難うございます!
つづく
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