今日の川柳
ママレード今年も炊いて爺を売る
ままれーどことしもたいてじじをうる
今年も地場野菜の直売所に夏柑が並ぶようになった。
さっそく10ケほど買い求め、自己流ママレードをつくる。
皮を細切り、実は袋から取り出し同量の砂糖とともに数十分煮詰める。
ここ20年毎年作っているが風味など毎回違うのも楽しみの一つ。
爺を分ける訳にはいかないが瓶につめて娘の家族にも分けている。
袋・種以外皮もすべてつかっているのでやや苦味(それがうまいのだが)がある大人の味に仕上がる。
しかしいまのところ孫たちは(少し苦味があるので)好まないようだ。
トーストにたっぷりのせて味わう。
成長した孫たちが爺のママレードは美味しいと喜んで食べてくれる日を楽しみしている。
罹患者が減らず誰しも減らず口
りかんしゃがへらずだれしもへらずぐち
非常事態宣言第二弾が出て、夜間外出も制限されて一か月近い。
が罹患者数は一向に減らない。
今やだれもかれも同じ日々口調でこぼしているに違いない。
宣言を解くも延ばすも出口なく
せんげんをとくものばすもでぐちなく
こまったことになりました。
年金族は今まで通り粛々と自粛する他ない。