今日の川柳
なぁーんだオレと変わらぬ縄文人
なぁーんだおれとかわらぬじょうもんじん
狩猟採集と定住生活をしたとされる北海道・北東北の縄文人。
彼らの生活様式は世界に誇れるものとして世界文化遺産に指定されそう。
会津旅じゅうのおきてを土産とし
あいづたびじゅうのおきてをみやげとし
什の掟―じゅうのおきて(ならぬことはならぬものです)
同じ町に住む六歳から九歳までの藩士の子供たちは、十人前後で集まりをつくっていました。
この集まりのことを会津藩では「什 (じゅう)」と呼び、そのうちの年長者が一人什長(座長)となりました。
毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、
什長が次のような「お話」を一つひとつみんなに申し聞かせ、
すべてのお話が終わると、昨日から今日にかけて「お話」に背いた者がいなかったかどうかの反省会を行いました。
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬならぬことはならぬものです
運動会止めた五輪に子のぼやき
うんどうかいやめたごりんにこのぼやき
なんだかおかしなことになってきました。
子どもたちは納得するだろうか。
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古(江戸)川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
とっさんは留守かか様が来なさいと