川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

1/16(土) 侘助がポロリと落ちて腑にも落ち

2021-01-16 | 川柳

今日の川柳

 

侘助がポロリと落ちて腑にも落ち

わびすけがぽろりとおちてふにもおち

 

 

ピンピンコロリを望むところ、なってくれるな枯れ尾花。

 

 

棒読みをすればするで咎められ

ぼうよみをすればするでとがめられ

 

~棒読みをすればいいのに目を離し~

(2021/1/15朝日新聞時事川柳より)

 

動線が感じられるいい句ですね。

目を離せば読み違いもでてくる。

愚鈍でもいい、己のやり方を貫けばいい。

 

 

丑年も夢か現か五七五

うしどしもゆめかうつつかごしちご

 

川柳もどきを詠んでまる十年。

今年も駄作万と詠み連ね。

 

 

 

 

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1/15(金) 午後八時自粛時計の針止まり

2021-01-15 | 川柳

今日の川柳

 

コロナ禍や石器時代も影落とし

ころなかやせっきじだいもかげおとし

 

新型コロナウイルスに罹患、重篤化するケースに、

ヒトの進化が関わっているとの結果が公表されている。

コロナウイルスに罹患、重篤化する患者には、

絶滅したネアンデルタール人のDNAを引き継いでいる方が多いという。

 

 

午後八時自粛時計の針止まり

ごごはちじじしゅくどけいのはりとまり

 

一日24時間の世の中、午後8時で終えるような。

 

 

エビフライ窮屈そうな身のこなし

えびふらいきゅうくつそうなみのこなし

 

 

というふうに小生には見えます。

 

 

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1/14(木) 詠み十年捻くれ爺がそこに居る

2021-01-14 | 川柳

 

今日の川柳

 

詠み十年捻くれ爺がそこに居る

よみじゅうねんひねくれじじいがそこにいる

 

川柳に馴染んで十年、それは捻くれの度を増す十年でもあった。

過去の作品に目を通すと自分でもその様子がよく分かるほど。

捻くれは現在より3,4年前、その極値に至っていたと思う。

 

 

尋ねれば黒いポットも喋りだし

たずねればくろいぽっともしゃべりだし

 

 

種苗に関心ある方にはお馴染みのあのポット。

黒・白・ピンク・茶・黄と各色あるが、色にはどうも意味があるらしい。

というのもこの季節に咲いたらといいなと思い、昨秋

パンジーの種を蒔いて育てているが、苗が一向に大きくならない株がいくつかある。

それらは何れも白いポットに撒いたもの。

黒いポットのものは順調に育っている。

思うに陽に当たってポットが温められるからではないかと自分勝手に思っている。

種苗家には当たり前のことかも知れない。

 

 

続々と全国デビューの県知事さん

ぞくぞくとぜんこくでびゅーのけんちじさん

 

大変ですね。

 

 

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1/13(水) 紅薔薇は棘まで赤く東京アンナ

2021-01-13 | 川柳

 

今日の川柳

 

買い物は一つの筈が塞がる手

かいものはひとつのはずがふさがるて

 

よくあります。

つい衝動買いをしてしまう。

 

 

紅薔薇は棘まで赤く東京アンナ

べにばらはとげまであかくとうきょうあんな

 

棘まで赤いとは・・・。

【東京アンナ】は紅薔薇だったに違いない(勝手な妄想)

   ネットより借用

 

コロナ禍や患者の後追う政

ころなかやかんじゃのあとおうまつりごと

 

政治が病の後を追うようじゃ心許ない。

 

 

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1/12(火) 民主主義ツイート三下り半を突き

2021-01-12 | 川柳

 

今日の川柳

 

コロナ禍を拭う希や新成人

ころなかをぬぐうのぞみやしんせいじん

 

社会の先端に立ち、若さを武器に困難を克服、活躍していただきたい。

幸多かれと祈ります。

 

民主主義ツイート三下り半を突き

みんしゅしゅぎついーとみくだりはんをつき

 

表現・言論の自由との兼ね合いが気にはなるが、

国家の長として不法な行動を助長・扇動する発言・投稿は許し難い。

二度目の弾劾裁判が成立するか否か注目したい。

 

 

手間暇も一口ごとの吊るし柿

てまひまもひとくちごとのつるしがき

 

食べごろになりました。

生産農家の手間暇を思うと

干し柿の値もそれ相当であることがよく分かるます。

大事に味わって長く楽しみたいと思います。

 

 

 

 

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