今日の川柳
コロナ禍や世の中眩しくなるばかり
ころなかやなかまぶしくなるばかり
世の中が大きく変わろうとしている今、目新しいことが次から次へと出てくる。
いずれも経験したことがないもが多い。
それらは眩しすぎて直視するのが難しい。
薄目を開いておくのが丁度いい。
袋入り千切りキャベツの罪深さ
ふくろいりせんぎりきゃべつのつみふかさ
スーパーやコンビニで売っている袋入り千切りキャベツについて、全国紙に投書があった。
＜投書の前段＞
今日息子に「お父さんがそういうの買う母親は手抜きだって言ってたよ」と言われ本当に悲しくなった。
便利さと手抜きの間隙間なく（青葉太郎）
手抜き（労力を省く）は生きていく上の知恵です。
ヒトは手抜きをするためにどれほど努力をしてきたか。
人類の歴史は手抜きの術を求める歴史といっていいかもしれない。
身の回りにはその証左がごろごろころっがているではありませんか。
カマクラも及ばざること過ぎた雪
かまくらもおよばざることすぎたゆき
ネットより
雪国の子どもたちも楽しみにしているだろうに。
今日の川柳
メジロにも米粒残さぬ習いあり
めじろにもこめつぶのこさぬならいあり
ミカンを半分にして庭のエサ台に置いておく。
三々五々（？）食べにくる。
２，３日でごらんの通り。
この食べ様は見事、芸術的。
どう生きるそう問われても歳が歳
どういきるそうとわれてもとしがとし
もう成るに任せて達観する覚悟。
名作を船を漕ぎつつ深夜便
めいさくをふねをこぎつつしんやびん
就寝前、時折YOUTUBEで朗読に耳を傾けることがある。
今まで名作と言われながらも読書習慣が身についていないため読んだことのない作品が多々ある。
ほぼ一時間ほどで終えるものが多い。
しっかり心に刻まれる作品と、そうでもないものがある。
今日の川柳
境内に人なく粥なく初薬師
けいだいにひとなくかゆなくはつやくし
境内への階段、ノボリは賑やかだったが…（日向薬師 2021/1/8）
日向薬師（同）
境内ではロウバイが咲き始めていました。（同）
神奈川県伊勢原市にある日向薬師。
昨日１月８日は恒例の初薬師。
毎年、無病息災を祈って粥が振舞われる。
しかし今年はコロナ禍で中止となってしまった。
しかし初薬師は小生の所属している団体の年当初の恒例行事、お参りは中止するわけにはいかない。
現金なもので境内は数えるほどの参拝人であった。
コロナ禍の中、薬師さんだから頼りとなると思い、賽銭ははずんだ。
ミツマタの花芽やっぱり三つあり
みつまたのはなめやっぱりみっつあり
2021/1/8 伊勢原市日向薬師にて
花をよく知っている方からすれば当たり前かもしれないが、
なんだか不思議な感じがする。
はくパンツそろそろいかがとマイブログ
はくぱんつそろそろいかがとまいぶろぐ
やってきましたわがブログにも。
ITの洞察力には恐れ入る。
敵もなかなかやるわい。
でもまだちょっと早い。
今日の川柳
ドカ雪に遭うも捗るワーケーション
どかゆきにあうもはかどるわーけーしょん
雪国でリモ－トワーケーションに就いている方は支障なく仕事がはかどっているのでは。
ただ雪下ろしが大変ですね。
トランプの恩赦頼りの騒乱罪
ここ一両日の米国ジョージア州での上院選挙。
はらはらさせられた。
なんとも理解しがたい彼の言動、支持者の行動。
コロナ禍やクシャミ三回只ならぬ
ころなかやくしゃみさんかいただならぬ
花粉症気味の小生、心当たりがあります。
今日の川柳
再宣言何も変わらぬ老夫婦
さいせんげんなにもかわらぬろうふうふ
この一年間で、自粛生活には十分慣れました。はい。
オンライン紫煙燻らしペケ喰らう
おんらいんしえんくゆらしぺけくらう
受講している学生の実態は見えない。
オンライン講義を実践している教授の悩み。
陽を探し遅播きパンジー目を廻し
ひをさがしおそまきぱんじーめをまわし
秋に種を撒いたパンジー。
時期が遅かったため、未だ苗は小さい。
陽を求めてあちこち移動している。
