ZARD【負けないで】歌碑
神奈川県横浜市緑区
2007年5月27日
坂井泉水さんの訃報以来、新曲の出る楽しみが絶たれ、それこそ心に穴が空いたという表現が正しいでしょうか。
当時、ぼくは あらゆる伝手で坂井さんの情報を漁りました。
1990年8月、BBクイーンズのバックコーラスを決めた長戸大幸氏は次にテレビディレクターとの打ち合わせで、新しいドラマ番組【結婚の理想と現実】のテーマ曲について相談を受け、そのディレクターは、アン・ルイスのようなシンガーを探していると要望を受け、長戸氏は真っ先に坂井泉水さんが脳裏に浮かびました。
ZARDの誕生の際には、数々の運命という見えない何かがあったのかも知れません。
というのも、BBクイーンズのバックコーラスでのオーディションの場において、坂井泉水さんは長戸大幸氏の前でアン・ルイスのヒット曲【六本木心中】をアカペラで披露していました。
なお、どんな音楽がやりたいですか?との長戸氏の問いに〜【ロックです!】【歌うことが私の夢です!】と即答した坂井泉水さん。
【彼女しかいない】
と確信した長戸氏は坂井泉水さんに連絡を入れます。
坂井泉水さんはこの時、カラオケの演歌曲のコーラス担当の仕事をしていたところで、長戸氏は 事情を説明し、すぐ会いたいと連絡を入れます。
ZARDのメインボーカル 坂井泉水
誕生の裏に、一度は惜しくも落選したBBクイーンズのバックコーラスのオーディションによる選考…
しかし、選考した一人でビーグラム創業者でもある長戸氏がテレビディレクターとの打ち合わせ〜その席でディレクターはアン・ルイスの様なシンガーを探しているというタイミング。
なお、坂井泉水さんはオーディションではアン・ルイスをアカペラでの披露と歌うことへの夢を吐露したこと…が決め手となりました。
後に…
ZARDのデビューシングル発表以降、ZARDの楽曲がドラマ、コマーシャル、アニメとジャンルを問わず様々な映像作品とのコラボ、イメージ、タイアップとしてテレビ局でも続々と起用されるきっかけとなります。
4に続きます。