安倍文殊院
奈良県 桜井市 安部
ぼくの知る限り、日本憲政史上でも稀にみる、また、元総理大臣への警察側の警護態勢もまるで手緩いもので、犯人が1発目を外した後の致命傷となる2発目の発射を許すといった戦後最悪の暗殺劇から二週間あまり、犯人の供述し始めた動機も、母親の新興宗教への多額の寄付による家庭の経済的崩壊という身勝手極まりないものとなりそうです。
奇しくも凶行のあった奈良県には、安倍元総理大臣の祖先となる安倍氏の輩出した土地があります。
現在の奈良県桜井市阿部地区です。
安倍の本拠地となったこの地域は、近隣に飛鳥時代から古代の天皇家の宮殿や御陵も造営された地域で、当時の安倍氏の朝廷での立場の大きさも伺えます。
安倍文殊院 山門
安倍元総理大臣の亡くなった翌日…
安倍文殊院 山門
安倍元総理大臣の亡くなった翌日…
詳しくは、亡くなったという報道は、事件当日、残業時間に知りました。
残業の合間の休憩時間に京都行き夜行バスを予約し、9日の始発前、午前5時に京都駅に着き、奈良、大和西大寺を目指しました。
近鉄 大和西大寺駅は、北に京都、東に奈良市街、西に大阪、南に橿原(かしはら)市とを結ぶ奈良県でも重要な駅で、安倍氏発祥の地と伝わる桜井市阿部は、大和西大寺から約30キロ南東です。
安倍氏発祥の地として今も残る古刹
安倍文殊院。
その創建は、飛鳥時代の645年、この年は日本で初めて元号が制定された大化元年になります。
安倍氏発祥の地として今も残る古刹
安倍文殊院。
その創建は、飛鳥時代の645年、この年は日本で初めて元号が制定された大化元年になります。
安倍文殊院(2)に続きます。