震災で社殿が全壊した湊川神社(神戸市)
1995年(平成7年)1月17日 阪神淡路大震災
1995年、平成7年 1月17日 午前5時46分
淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の巨大地震が発生しました。
今年、2025年はあの都市直下型震災の30年目の節目となります。
震源に近い大都市 神戸市を中心とした兵庫県は死者6402人、(全体で6434名)建物の全壊10万棟を超す未曾有の被害をもたらしました。
この地震は、後に阪神淡路大震災と国会、閣議で名付けられました。
この災害発生後、後日 【なにぶん初めての事でありますので…】と吐露してみせた村山富市元総理大臣の発言が物語る様に、行政側の発災後の対応、対策は後手後手となり、自衛隊も出動指示が無いから動かないと縦割り行政の問題が浮き彫りとなり、後の大災害への教訓も指摘されました。
去年の元日に発生した能登半島の震災も、いまだ復旧の見通しも立たない現状に、倒壊した建物が未だにテレビに映し出される惨状は、当時、倒壊した神社の社殿や阪神高速の映像が重なり、あの日の神戸を思い出します。