高野山 奥の院 御供所和歌山県伊都郡高野町 高野山御供所は、御巌窟に入定した弘法大師が、今なお瞑想の境地にあり、このため、弟子たちが大師に日々の食事(お生身供~おしょうしんぐ)を奉仕するために小さな庵を建てたのが始まりです。大師へのお生身供を毎日、午前6時と午前10時30分の一日2回、ここで調理され、嘗試(あじみ)地蔵への味見を終えてから先頭の僧が経を唱え、お生身供を入れた棺を二人の僧が運び、御廟橋を越えて御巌窟の大師の元へ供えます。