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日本歴史紀行

和歌 短歌 俳句 紀行 15 織田信長 きつねなく声もうれしくきこゆなり 松風清き茶臼山がね 




きつねなく声もうれしくきこゆなり
      松風清き茶臼山がね 信長







1575年 天正3年5月21日、武田信玄亡き後も、甲斐の武田家の圧力が続き、東三河の長篠城の危急に徳川家康は織田信長に援軍を請い、信長も応える形で大兵力を派遣します。

信長の軍勢は長大な馬防柵を設楽ヶ原に構築し、待ち伏せ、長篠城を包囲する武田軍を急襲して誘い込み、長篠 設楽ヶ原の戦いは武田軍が信長、家康連合軍に攻め込む格好で最大の戦いが始まるも、大兵力の鉄砲の餌食となり、武田軍は壊滅状態になり、勝敗は決しました。


歌を詠んだ茶臼山は、信長が戦地本陣を敷いた山で、壊滅する武田軍を文字通り、高みの見物としていました。




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