明治天皇よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ現代語釈【四方の世界はみな同胞のように思っているのに、なぜ波風が立ち騒ぐのだろうか】この歌は、1904年、明治37年、日露戦争開戦の折りに明治天皇が詠んだ歌で、戦争回避を願う意味と解釈されました。昭和16年の日米開戦前の御前会議で昭和天皇がこの歌を引用して秘めた想いを吐露したとされています。