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日本歴史紀行

和歌 短歌 俳句 紀行 20 石川啄木 歌碑


石川啄木歌碑
北海道小樽市稲穂

〜子を負ひて雪の吹き入る停車場にわれ見送りし妻の届かな〜


岩手県生まれの漂泊の詩人、石川啄木は高過ぎる自尊心から周囲との軋轢を生み、職場は長続きせずに各地を流浪する生活を繰り返しました。

当時、小樽駅長だった義兄を頼り、北海道へ渡りましたが、呼び寄せた妻子との生活が始まった矢先に就職した小樽日報社も労働争議の末に短期間で辞め、小樽を去りました。

その時に見送る妻子を想い書いた詩です。

 

啄木は北海道で函館、札幌、小樽、釧路と4か所の就職、転居を繰り返した末に故郷の岩手、さらに東京へと上京し、詩人として寄稿生活を送りましたが、友人知人の金銭の援助なしに生活は成り立たない中、結核を患い26歳の生涯を閉じました。


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コメント一覧

aoikitakaze4390031
@kikokikonoriko19888888 石川啄木…彼の生き方には賛同しませんが、詩人としての感性には惹かれるものがあります。
若くして病没しましたが、長生きしていたら、どんな詩人として大成していたか知れませんね。
kikokikonoriko19888888
この詩人の作品はほとんど暗記していましたが
泣き節といわれるのが、、、わかるような気がします。
マイナーなことに敏感すぎて、、読んでいると
さみしくなってしまいます。

俵万智の作品を後から読んで、、元気を取り戻します。
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