3年前に登山部が結成され、それ以来、富士山へは毎年(弾丸登山)行っています。
昨年は、7名参加でしたが社員は3名ほど。しかも、そのうち社員の一人は7合目でリタイア(山小屋伯)。
今年の参加者は、昨年一緒に登頂したお客さん2名と社員4名にて。そのうち2人は強引に誘った初登山者。
吉田口、富士宮口と続き、今年は須走口からと思っていたが、昨年渋滞で御来光に間に合わなかったことと、初登山の人のことも考え再度吉田口から。
12時に会社を出発し、富士吉田にて早めの夕食を。マイカー規制の為、車を富士山パーキングに置きシャトルバスにて富士スバルライン5合目へ。
予定通り18時に五合目に到着し、1時間ほど体を慣らす。19時に出発予定。日が落ちる中、雲一つない富士山が見える。
入山料を納め、いざ登山開始。初めての二人は6合目までがなだらかなため、余裕の表情。八合目以降の最後がきついのだが...
早めの出発の割には多くの人が登っている。週末及び好天なため、山頂付近での混雑を避け、皆さんも早めに行動か。
七合目に向かう途中で花火が見える。皆立ち止まってパシャリ。上から見るとほんとに小さく見える。
八合目を超え、九合目までが長く感じる。酸素が薄くなってくるのとツアー客での渋滞にて、まだ~~って感じ。
九合目からはラストスパート。初登山者2人はだいぶお疲れ模様。でも大きな高山病の症状もなく、ここまで来れれば登頂は大丈夫だろう。
全員同時に吉田口山頂に3時に到着し、御来光まで山小屋で食事を。ところがツアー客の予約で一杯でしたが、間にどうにか入れてもらう。山頂での暖かい物は疲れを癒す。
休憩後、御来光を見るため成就岳付近へ向かう。他の皆さんは既に陣取っている。
御来光時間近くになり油断していると女性のツアーガイドの『キター』との一声で御来光に気づく。出始めは薄暗くてわかりにくい。
徐々に御来光が大きくなり、周囲も明るくなっていく。影富士を見たいため、お鉢めぐりに出発。
今年のメンバーは体力があり、遅れる、諦める、弱音を吐く人もなく皆が同じペースにて行動。頼もしい。
周回中に雲海、天城山、愛鷹山、影富士、アルプスの山々と景色を満喫する。一度快晴時に山頂から駿河湾を眺めてみたい。秋が良いかな。
今回は2名ほど剣ヶ峰への長い行列に並ぶ。日本最高峰での記念撮影をするだけなのですが。
山頂を周回し、再び吉田口山頂へ到着。しばらく休憩を取り、7時より吉田・須走口下山道にて下山開始。
永遠に続く火山礫をひたすら下りる。これが結構、脛の前の筋肉(前脛骨筋)に堪える。登りの時より皆さん苦しそう。
僕は調子に乗って走り下り、須走口本七合目で気づく。再度、八合目まで登り返しです。
なんとか皆、無事に下山しましたが、暑い晴天の日の下山であったため、改めて十分な水分補給と休憩の大切さを痛感する。
最後に、富士山の見える建物を提供している当社としては、社員全員、一度は富士山の頂上から駿河湾を振り返ってほしい。
来年は既に初参加者4名ほど勧誘済です。