西伊豆土肥 青木興業のブログ

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大雪を想定した放置車両撤去訓練

2014年12月25日 | 社員のつぶやき
先日、国土交通省沼津河川国道事務所において雪道に放置された車両の撤去訓練が行われました。
11月に改正された災害対策基本法により災害発生時に道路管理者による車両の撤去が可能となったためです。
先日の四国の大雪では初めて対象となり、これから冬本番を迎えることから基本法の説明から実動訓練までじっくりと説明がありました。
伊豆地方では雪に慣れていないドライバーさんが多く、スタッドレス等の装備をせずに運転される方が大半です。
昨年の大雪では峠道に放置されていた車両により除雪作業がはかどらず、会社のある土肥地区は短い期間ではありますが陸の孤島となっておりました。

今回の改正をザックリと説明しますと、

・除雪作業等で障害となる車両があった場合、紙面・口頭にて移動の命令ができる。
・ドライバーがその場にいない場合やスタック等で車両を動かすことができない場合は重機等を用いて移動することができる。
・移動車両を置くスペースが無い場合には隣接地の一時使用ができる。

この内2番目の車両の移動に関してはロックやサイドブレーキを解除するために窓ガラスを割る事、車両を重機で持ち上げるための擦り傷や凹み、移動スペースが無い場合には車両を段積みし車両を変形させることが許容されています。

後に補償されるとのことですが、すぐに使うことも出来ない状態となりますし、残存価値により補償額も変わると思いますので避けたいところです。
それを踏まえたうえで訓練の様子をご覧ください。

・放置された車両を確認し、近くにドライバーがいないかどうかの確認


・ドライバー不在により撤去開始








・撤去された旨が書かれた看板の設置


・別のパターンで運転席窓ガラスを割る様子


こういった形で車両が撤去されます。
愛車の変わり果てた姿を見たい方はいらっしゃらないと思います。
皆さん冬支度は早いうちに済ませてください。


さて、今年の更新はこれで最後になるかと思います。
年末年始でお酒を飲む機会が多いとは思いますが、飲酒運転はくれぐれもなさいませんようよろしくお願いします。
来年も青木興業をよろしくお願いいたします!以上2号でした。皆さん良いお年を!

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