青草俳句会

草深昌子主宰の指導する句会でアミュー厚木での句会を主な活動としています。

俳句の話とハーブを聴く会

2017年12月05日 | トピックス

松尾編集長講演会明日に迫る

 まだまだ会場には余裕がございます。皆さんお誘い合わせてご来場下さい


講師・松尾守之
東海大学名誉教授
厚木市かがやき厚木塾講師
結社青草 編集長


ハーブ演奏 塩満友紀
座間市出身の夢描く、美しきアルピスタ
代表曲「鐘つき鳥」


青葡萄句会谷戸山公園吟行

2017年12月03日 | 吟行記

 去る11月28日草深昌子主宰以下10名が参加して座間市の県立谷戸山公園で吟行句会が実施されました。当日は厚い雲におおわれてうすら寒い中を吟行スタートしました。
紅葉、黄葉や冬鳥たちを見る熱い視線にあおられてか厚い雲がとれて日が差し始めました。




湧き水のあぶくのほかは冬ざるる  草深昌子
色失せてちぢみあがつて枯葉かな  
実も花も枯れてその葉の青くあり
冬日いまぶあつき雲を割りて出て
寒菊やお屋敷の戸の少し開き


【主宰選(清記番号順)】
裸木や林の奥は日当りて     昌緒
寒菊や何匹となく蠅と蜂     光子
水鳥のくわんくわんと餌漁り   典祥
冬麗の葱の切つ先立てにけり   結季
振り向けば冬の光や散る紅葉   翠
枝の先くるくる回る落葉かな   昌緒
水音の絶えざる谷や青木の実   光子
青々と冬芽を伸ばす青木かな   金太郎
冬の日や森突抜ける鳥の声    典祥
見霽かす山は霞みて大根畑    光子
将棋打つ櫟落葉の降る中に    結季
水の湧くところ好きらし鴨一羽  金太郎
背丈より高き尾花の白きこと   昌緒
はらはらと肩をなで散る枯葉かな 玉蓮
鴉去り乱れをさまる鴨の陣    金太郎