青草俳句会

草深昌子主宰の指導する句会でアミュー厚木での句会を主な活動としています。

新春句会2019

2019年02月28日 | トピックス

『青草』新春句会が2月21日に厚木アミューで会員、お客様併せて40名が揃い開催されました。

句会後は会場をレンブラントホテルに移し懇親会が催しされました。

 

懇親会にて挨拶をされる草深昌子主宰

 

  沖船の近づく地虫穴を出づ      昌子

 子雀の嘴にあまりてごはん粒     昌子

 

○草深昌子主宰選 天賞

  とり上げてぽんと叩くや春キャベツ    金太郎

○草深昌子主宰選 地賞

  青き踏むオペラグラスをポシェットに    小径

○草深昌子主宰選 人賞

  手を貸せば照れる妻ゐて春の泥      翔風

○松尾まつを編集長選賞

  多喜二忌や不在札立つ駐在所       翔風

○間 草蛙同人会長選賞

  あれを摘みこれはそのまま名草の芽   かづ乃

○高得点賞

  多喜二忌や不在札立つ駐在所      翔風



 草深昌子主宰選で多くの入選句が選出されました。

ここでは記述しませんので、各句会において句会報等で確認お願いします。

 最後は最長老、菊竹典祥さん(90歳)の音頭で三本締め、記念撮影して散会となりました。

  わが庭の木木ことごとく芽吹きせり      典祥

 

 

最後に草深昌子主宰より4名の方を青草同人に推挙するとの発表がなされましたので紹介します。

写真左から佐藤健成さん、石原虹子さん、山森小径さん、柴田博祥さん

【写真提供は狗飼乾恵さん】


NHK全国俳句大会

2019年02月05日 | トピックス

NHK全国俳句大会に『青草』より以下の方々が入選されました。

片山由美子選 佳作

新涼のひとつふたつと明けの星   藤田トミ

 

入選句

柿の花こぼれ落ちたる飼葉桶    新井芙美

盆の月畳に独りゐたりけり      間 草蛙

欠席の返事が出せぬ秋袷      長谷川美知江

草の絮縄文土器に子の手形     山森小径

 

題詠「天」入選句

秋天や万華鏡買ふ北の町      奥山きよ子

青天や肩寄せ合うて捨案山子    藤田トミ

炎天や山また山の道の駅      堀川一枝

汚染土を覆ふシートや炎天下    山森小径

 

皆さんおめでとうございました