トラの日記 

埼玉県在住のトラの日記。気になったもの何でも書きます。ご意見ご感想お待ちしてます。

合気道 今日の稽古

2009年04月13日 18時14分52秒 | 合気道
今回の稽古はいかに力を抜いて技をかけるかということを主に練習しました。力を抜くことで相手にこちらの動きを察知されない。力を抜くことで相手にも力を入れさせない。力を抜くことで力のいらない方向を探りやすくなるなど、いろいろなことが言われます。
合気道はよく力のいらない武道ということが言われますが、実際は全くその通りとも言えないです。技をかけるには必要最低限の力は必要と先生や先輩方、そして本を書かれるような師範の方もおっしゃっています。
僕は以前はフライフィッシングをしていました。鞭のようにしなる釣り糸の先に毛鉤を結んで魚を釣る釣りですが、この毛鉤を飛ばすのにちょっとした技術が必要です。僕には釣りのガイドもしているフライの師匠がいたのですがその師匠に言われていたのも合気道の技と同じ、力を抜かないとうまく飛ばすことはできないということでした。力を抜くことで腕の動きが滑らかになりのびのびとしたキャスティングができるといつも口酸っぱくいわれました。でもこれも力がいらないというわけではなく、より遠くに飛ばすにはやはりすごい腕力が必要でした。つまりこのフライキャスティングに必要な要点は力を抜いて竿を振ってもより遠くに飛ばせるだけの筋力をつけなければいけないということです。
今現在はこのフライフィッシングの感覚で合気道の脱力についても理解して稽古をしています。では合気道に必要な力とはどの程度のものなのか?今僕が考えているのはあくまでも人と比べての力ではなく、自分の足や腰の動きを支えるだけの腕力ではないかということです。
今回の稽古でも、言葉の表現としてはあくまでも力を抜くということでしたが、腕は力のいらない方向を探るだけの動作を行い、実際に力をかけるのは足と腰の動きではないかと自分としては思いました。その足腰の動きを支えるときにぎくしゃくせずに滑らかな動きができるだけの腕力が必要と思います。
文章に書けばこんな感じになりますが、今感じていることが次の稽古ではどう変化しているのか?楽しみです♪

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