トラの日記 

埼玉県在住のトラの日記。気になったもの何でも書きます。ご意見ご感想お待ちしてます。

合気道 今日の稽古 争う

2010年10月14日 18時53分08秒 | 合気道
合気道の稽古でよく、「争わずに同じ方向へ」とか「相手の力と同化するように」とか言われます。

合気道は一般的に力のいらない武道と言われています。技とは強い力を持った相手を制し、自分の身を守るためにあるものだと言われます。明らかに自分よりも力のある相手を前に、掴まれた腕を振りほどこうとしても、押したり引っ張ったりするのでは、相手の強い力に対して自分のひ弱な力をぶつけるだけで何ら解決にならないのです。

相手が自分の腕などを取りに来たその力と同じ方向に、つかまれる部分を動かし(合わせ)そこから丸い螺旋の動きで自分の望む方向へと相手を誘導します。


これは自分たちの生活の中でも同じようなことがいえるのかもしれません。

争いとはそのひとつの言葉の中にいろいろな意味を含みます。
一言に「争い」といってもネガティブな意味の争いもあれば、ポジティブな意味の争いもあるでしょう。

ぶつかり合う相手同士が共に成長しあうことができる争いができるのならばこんなに幸せなことはありません。
問題はお互い、もしくは片方が消耗してしまうような争いの場合です。

近頃、この場合も合気道の「争わない」と同じ考えで乗り越えることができるような気がしています。

争いとは多くの場合が、人と人との意志のぶつかり合いによるものではないかと思います。

相手の意志に対して真っ向から同じものをぶつけるとはじき返されるだけではなく、相手の心がさらに固くなってしまうのです。一度固くなった心をやわらかなものにするためには生半可なことでは難しいでしょう。そこからその人とどのような関わり方をしても良い付き合いをすることは難しいと思います。
合気道の技では硬くなった相手をさばくのは比較的容易ですが、心は硬くなればなるほど捌くことは困難になると思います。

どんなに意見の合わない人でも、どんなに納得のいかないことでも、一度は自分の腹に収めて、まったくおなじ方向に進んでみる。そうすると自然と自分の思った方向に少しずつではありますが向かう道が見えるのではないかと思うようになりました。

ただし、自分とまったく合わない意見に、一時的にでも同調するということは、実際の行動に出すということは、自分の心が納得しなかったり、心が拒否してしまったりするものではないのかと思います。


最近はようやく合気道だけではなく実生活でも「争わない」ということができかけてきたように思います。
それは、心の成長により可能になるものだったようです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (isao)
2010-10-17 05:21:55
ご無沙汰です。パソコンが手に入り久々ブログ拝見しました。

全くその通りだと思います。
武道、スポーツは自分の表れであり心が乱れているとすぐ結果に反映してきます。怖さ(迫力がある)人は基本的に蹲踞のをした時に勝負は決まっていると感じます。
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おお~♪ (トラ)
2010-10-19 08:08:23
タピオカさん、お久しぶりです!!

今どのあたりを旅されているのですか?
ブログにもそのあたりを書かれてるんですかね?
ぜひ、旅の様子をお聞きしたいですねぇ。

そこで、とっても失礼なんですが、タピオカさんの名刺を無くしてしまったのであります
もうしわけない・・・。もしよろしければ、コメントのURL欄にタピオカさんのアドレスを載せていただけるとありがたいですよ~。

では、がんばってくださいね!
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Unknown (Unknown)
2010-10-29 05:26:40
http://ameblo.jp/isao-h/

こちらにアドレス載せておきますね。
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ありがとうございます!! (トラ)
2010-10-29 08:14:44
タピオカさん。

早速ブログを見させていただきましたよ。
コメントも書かせていただきました。


トラの日記にいらっしゃった方は是非、タピオカさんのブログにも遊びに行ってみてください。知らなかった世界満載です。
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