トラの日記 

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合気道 今日の稽古 姿勢を正す

2010年10月26日 17時17分03秒 | 合気道
最近は仕事の都合でなかなか稽古には参加できていませんでしたが、久しぶりに行ってまいりました。

今回の稽古で一番注意されたことは「姿勢」でした。

同じ合気会合気道の中でもやはり先生によって「姿勢」に関してもとらえ方はそれぞれ違うようです。でも、一番の基本は「半身・背筋を伸ばす・重心は体の中央・楽な姿勢」ということであるようです。

今回特に注意していただいたのは「背筋」でした。

どのような技でどのような動きを使用とも自分の背筋に妥協をしない。垂直なまっすぐの姿勢を保つということ。

合気道を始めて間もないころよく言われたのが、姿勢を正していないとバランスが悪くなるし様々な動きに対処できないということ。たとえば二人の人が向かい合って立ち片方の人が手で相手を突き飛ばしたとき、衝撃に耐えるために猫背気味に前傾姿勢をとっていた人と背筋を伸ばして地面に対して垂直に立っていた人とでは前者の方がすぐに崩れてしまう。

姿勢なしには一つ一つの技を考えることは不可能とまでも言えるのかもしれません。

姿勢を正すということはうちの奥さんにも付き合い始めのころに注意されていたことがあります。
一般的に悪いとされている猫背などの姿勢よりも、ピンと背筋を伸ばした胸を張った姿が、見た目からも本能的に好まれるということ。

本能として好まれる「もの」、それは人にとって必要とされるものだからこそ好まれると言えるはずです。


今回の稽古で先生のお話をお聞きすると、背筋を伸ばすということは呼吸をスムーズにし、脳にとっても良いという研究結果があるとのことを教えていただきました。

また、呼吸というのは人の思考に深く関係があるそうです。呼吸が浅い人はマイナス思考になる傾向もあるとも言われていました。

以前の記事にも書いた「正しい心から正しい姿勢が生まれ正しい技が生まれ正しい人の輪(和)が生まれる」という言葉。「正しい心」から始めるのが難しいのであれば、「正しい姿勢」を意識するところから始めればよいのではないかと先生から教えていただきました。

実践あるのみです。

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