トラの日記 

埼玉県在住のトラの日記。気になったもの何でも書きます。ご意見ご感想お待ちしてます。

合気道 今日の稽古 心の置所

2010年03月06日 00時39分15秒 | 合気道
技をかけるとき、一体どのような気持ちで行えばよいのか?

いつもその疑問にぶつかるとき、というよりも技をうまく決める事ができないとき教えていただくこと。「技をかけようと思わない」ということ。そして今日教えて頂いたのが、「持たれているのではなくもたせていると思う」ということ。

「合気道」は色々な比喩で表現されますが、そのうちの一つそのままの意味でもある「気を合わせる」という動作を行うときは心の在り処が非常に重要なようであります。
最近ようやく相手の力の入り具合を感じ取ることができるようになってきました。相手が技をかけようとか自分がかけた技を阻止しようとすると力が入り体が固まってしまうのです。
いくら力を抜いても抜いただけでは体は固まり相手の思うままになってしまいます。そこで重要なのが心というわけです。

では、どのような心でいればよいのか?正直まだよく分かりません。今のところで言ってしまうと「無心」といったところなのでしょうか?気を合わせたりすることはたまに出来ることがあります。その時の心の在り処を思い出してみると、ただ純粋に先生の言われたことだけを実行しようとしたときに出来ているようです。

おそらくむかしの武芸者は心を求め禅の修行をしたのではないかと思います。それは今も変わらないはずであります。心技体という言葉がありますが、武はその三つの要素をバランスよく持たなければ本当の意味での成長ができないといわれています。合気道の稽古はその三つの要素を同時に成長させることができるとも聞いたことがありますが、実際には気を合わせたり相手の力を抜いたりするような場合はやはり稽古とは別に心の部分の修行を独立して行う必要があるのではないかと思います。

一体どのようにすれば心の修行を行うことができるのか?今のところは色々と試行錯誤中であります。

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