トラの日記 

埼玉県在住のトラの日記。気になったもの何でも書きます。ご意見ご感想お待ちしてます。

合気道 今日の稽古 元気

2010年03月22日 11時52分46秒 | 合気道
シドニーの合気道道場に通い始めて早2ヶ月ほどが過ぎようとしております。
ワタクシが通っている道場は日本人の先生が運営しているのですが、直接その先生から御指導いただくことは稀でありました。先生の下に指導者格の方がいらっしゃっり、その方々に教えていただいていたのであります。
指導の基本的なスタイルとして、技のはじめに指導者の方が手本を見せ、その技を練習する。そして指導者の方は直接練習には参加せずに道場内を周り、個々に対して細い指導をおこなうというもの。

今までワタクシが通っていた道場では先生も直接練習の中に入り、組になった人に基本的にはついたままで周りに目を配りながら組になった人を指導します。他の初心者に対しては練習に参加している高段者の方が指導し、先生からも要所で指導が入ると入った形です。一回の稽古で2~3回は直接先生から指導していただくチャンスが有るのです。

私がよくこのブログに書いていることの一つ。合気道を楽しく続けられる理由。本当に強い人(先生)にぶっつかって行き簡単に弾き返されることができると言うこと。(ちょっと日本語的に変ですが・・・。)

こちらに来て初めて指導者の方、しかも道場を主催されている先生から直接御指導頂く機会がありました。
技は二教から三教への押さえ技。
久しぶりに手首から脳天を突き抜けるような痛みが走りました。
生徒同士での稽古ではもちろんゆっくりと稽古をおこなうからということもありますが、そこまでの痛みにはならない。対して的確な体制・手首の角度・速度で技が決まると衝撃が走るような痛みになります。
でも、それが楽しいのであります!元気を注入していただいたような気分でありました。

もちろん初心者の頃はこの痛みが嫌で嫌でしょうがなかった。
でも今ではこの先生から受ける痛みの感覚と他の人から受ける痛みの感覚を比較し、どのようにすれば先生の技のような痛みを伴う技を行うことが出来るのかを頭の中で考え反芻し、自分の成長につなげる喜びに変えることができます。
テレビでアントニオ猪木の張り手を受けて元気を注入してもらう姿を見たことがあります。ソレと近い感覚なのでしょうか?
他の生徒さんにも同じように抑え技を指導をされ、その方には、「痛いことは悪いことではなく喜びの一つだよな。」というような意味のことを言われていました。常にそんなことばかりしていたのでは関節は壊れてしまうのでしょうが、「痛い」ということはとても重要な進歩の要素であります。

トップの画像はシドニー・サーキュラーキーから船に乗って20分ほどの所。外海にそびえるきれいな崖が目玉の公園。外海に出るととたんに海の色が変わります。
でもやっぱり小笠原の方がきれいだったかな。

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