涼やかな気持ちの良い季節になりました。
昔から夏は苦手でしたが、加齢とともに
ますます暑さに耐性がなくなってきたのか、
今年はもう呼吸するのが精いっぱい(大げさ)、
ゲル状の何かになって夏を過ごした気がします・・・
と、もはや季刊か?というくらい更新が滞っている言い訳 を
猛暑のせいにいたしまして。
おまえんちはいったいどうなってる、途中で職人さんに
逃げられたのか等々、一部方面に
ヘンな波紋を広げてしまいましたが(自業自得)、
ご心配をおかけいたしました。
リフォーム、完了しております。
足かけ2か月、実質5週間、
間が抜けてしまったのは、夏休みと他の現場に職人さんを取られたせいです。
(ええ、いつでも自分のトコは後回しです・泣)
まあ見方を変えれば、じっくり養生期間を置けたということで、
なかなか良い仕上がりになったと思います。
ということで、本当に(文字通り)遅ればせながら
リフォームした自宅を公開いたします。
設備のメーカーや品番なども書いてまいりますので、
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
まずは居間から。
床・チーク 壁・腰壁(タモ突板)+大谷石塗+大谷石貼り
天井・既存
先にも書きましたが、今回のリフォームのきっかけは
まず「床」でした。
長年調子の悪かった冷蔵庫(数年ほうっておいた)の真下の床が、
冷却液の漏れ?のため、腐って抜けてしまったのです(ひえ~)
・・お客様には「早め早めのお手入れが、結局はお得ですよ~」
などとおすすめしながら、自宅となったらこのテイタラクでございます。
その他にも日当たりの良い箇所が、合板フローリングのため
ササクレのようになってしまったり。
クロスの色褪せや剥がれなどもあり、まあ20年以上何もしないと
こうなるな、の見本のような状態でした。
今回、床はもちろん無垢材。
天井は既存のままでしたので、
20数年経たシナベニヤ化粧板の色合いと
つりあいのとれるものをと、
材種は、堅牢さと落ち着いた色味でチークを選びました。
(技拓工房では練馬のK様邸、東村山のM様邸などで
採用いただいています)
床の表面の仕上げとしては、
・無塗装のまま・・材そのものが楽しめ、肌触りも良い
汚れ(シミ)が残りやすい
・オイル塗装・・・自然な光沢が美しく、汚れもある程度防げる
1工程多い分、単価が上がる
・UV塗装(ウレタン塗装)
・・・表面硬度が高く、メンテナンスが楽
表面にツヤがでる
無塗装と比べるとつるっとした感触
大雑把にこんなところでしょうか。
悩みましたが、ズボラなくせに細部が気になる己の性格?を踏まえまして、
UV塗装に(手入れを怠る癖に水染みをみてイライラする、たぶん・笑)。
メーカーはこちら、
ジィ・エイチ・エス沖縄さん。
(施工例、美しいです。ご覧になってください)
こちらの製品は塗装品でも比較的ピカピカ感が少なく、
チーク本来の美しさが楽しめます。
お値段的にも同等品と比べると随分お手頃だと思いますし、
なんといっても高級家具等にも使われる、木肌の美しさはさすがです。
我が家も居間~ダイニング~台所と続く約22畳を
大工さんが貼り終えたときは、
「さすがにチーク!」と思わずうっとりしてしまいました。
ところが。
ここで思わぬ問題?発生。
書き出したら無駄に長い・終わらない。
続きます。