整理整頓

現在進行中の、所沢Ｈ様邸の現場です。


ここの担当大工は恩田建築のＮさん、
ともかく現場がきれい！
いつ行っても道具は定位置にあり、
材料はきちんと並べられ、
作業中なのに足元はほぼ片付いています。

ほうきとチリトリもこの通り（しかも各階ごと）。



建築中の現場を見たことのある方はお判りでしょうが、
これはなかなかできないこと。
特にウチの現場のように
その場で材を刻んで合わせる作業が多い場合は
ある程度雑然としていても致し方ないなあと思います
（帰り際にまとめて片づけるのは当然ですが）。
しかしこの現場は足元に木屑があるくらいで、
端材などはいつのまにかまとめられ、すっきり。

そしてＮ大工さんは、現場のスピードもものすごく速い。
「あれはどこだっけ..」と道具を探している姿は見たことがない。
お客様と打ち合わせをして振り向くと、壁下地が１面出来ていたりする。
段取り良く効率が良い、ということなのでしょうね。

こちらの現場に来るたび、
昔読んだ「あなたの人生の1/3は探し物に費やされている」という主旨の啓蒙本を
しみじみ思い浮かべてしまいます。
某技拓工房社長のように
まずは廻りに全て拡げないと仕事にならない性分のヒトもおりますが（笑）。

　（ヒトのことは言えない、今朝も携帯探して大騒ぎしたのはワタシです。反省）

掲載誌のお知らせ

suumo注文住宅・埼玉で建てる
「子供と暮らすのびやかな家」



【 発行 】
RECRUIT 2014春号

【 掲載物件 】
「予算別お住まい拝見レポート」 Ｈ邸 （設計：リオタデザイン）
「注文住宅レポート」

上記で技拓工房の建物が紹介されました。
また、連動してリクルートの注文住宅サイト・SUUMO(スーモ)でも紹介されています。

今回の「お住まい拝見レポート」のＨ邸は、
「遊び心と便利さのある住まい」。
家全体を楽しんでいらっしゃるＨ家の暮らしぶりを、
ぜひ紙面でもご覧ください。

雪庇

昼休みが終わり事務所に戻る途中、
雨も降っていないのに、中庭が濡れている...？



見上げれば、
わっ！！


別角度から

下から竹ぼうきの柄でつついて、
突き出ている分だけ崩しました。


あの大雪から10日も経つのに
陽の射さない箇所にはまだまだ雪が残っています。
高速が止まっていた為、現場に向う一般道は大渋滞、
通行止めになった箇所もありました。
ＯＢのお客様からも
カーポートの屋根が壊れた、樋が外れた等々のご連絡があり、
先週は手配や現場調査で大忙しでした。
メーカーさんには埼玉県西部だけで500件以上の修理依頼があったとか。
（加えて社内では、雪かきで腰をヤってしまう者、
　　風邪を引き込んでしまった者、仕事になりません・泣）

雪降る風情は捨てがたいものがありますけれど。



雪を下から見える分だけなんとか落として
２階の事務所に戻り、
ふと窓から覗きますと...




うはあ...



雪は当分、カンベンしてくれえ！

雪支度

先週の大雪、すごかったですね。
首都圏では45年ぶりとか、
私、うっすら記憶のあるような...（笑）

というわけで、
前日、雪対策要員として急きょ現場に出動。
要は開口部にシート掛けに行っただけなんですけどね、ええ。
猫の手よりマシだろうということで
社長(@オニ）に、あったかい事務所から引っぱり出されました。


問題は「開口部」が高いところにある、ということです。


下から見ると大した高さではないんですけどねえ...
久しぶりに上がる足場は正直コワイ。
ネコどころではナイ。
2階の屋根と同じ高さまで登ると、
足裏から炭酸が湧く様な、おなじみのあの感覚がよみがえります。
視線は靴の載っている足場板だけに集中して
地面には決して焦点を合わせないように（泣）
これで作業できるのか？とお思いでしょうが
シートの片側もってるだけですので（笑）、文字通り「ネコマシ」?

この狭山市のＯ様邸、
北側が開けていて、秩父連山や遠く群馬の山並みまで見渡せます。
（関越下りの風景と一緒ですね）
足元から少しでも気持ちを逸らそうと
お山の彼方を眺めると、あら？

Ｏさま、2階から浅間山が見えますよ～！

小さく、ですけれど、雪を頂いてそれは優美な姿です。

完成したらこの景色も楽しんでいただけるかな？
（写真はありません・ムリムリムリ）
それを思うと頑張りがいがあるというものです。ネコマシのくせに偉そうですが・笑。



...そして、登ったからには降りなくてはいけない...



なんと今週末も降雪予報が出ましたね。
雪景色は美しいけれど後が大変！
皆さま、事故の無いようお過ごしくださいね。

オトコマエな彼女

今週はがっつり真冬の寒さとなりましたが、
それでも水仙が咲き梅が咲き、次の季節の気配を感じます。


　Photo by (c)Tomo.Yun http://www.yunphoto.net

そして、春は移動の季節。




この1年、
技拓工房を担当してくださっていた営業さんが
年度いっぱいで退職されることになり、
後任者と共にあいさつにいらっしゃいました。


一児の母である彼女は
明るくおおらか、
それでいて節度ある距離感を持つ優秀なかた。
きりりとしたまなざしと気性の、まさしく「ハンサムガール」。
学生時代はスポーツにも打ち込んでいたという背景も、
なるほどと納得できるひとです。

この会社のその前の担当さんも
（全くタイプは違うのですが）育ちの良さが伺える
おっとりとした雰囲気の、気持ちの良い女性でした。

お二人に共通するのは
仕事に対する真摯な姿勢、顧客への誠実な対応
(当たり前のようですが、これは難しいことだと思います)。
とかく「建築屋の常識」に陥りがちな私にとっては
定例や打ち合わせでの意見は新鮮な刺激でもありました。
なんで辞めちゃうの~とは、余計なお世話でありますが。

彼女たちのような、
やる気も実力もある若い人達の努力に値する世の中であるよう、
切に願ってやみません。



Aさん、お世話になりました。

新天地でのご活躍をお祈りします。