川べのお茶

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仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

自分で決める。

2017-05-22 | 現場のこと
現在木工事真っ最中、入間市O邸でのお打合せ。

 

玄関部の床の下地合板の上で、大工さん、社長、助手W。

施主のO様立会いの下、
「こんな感じですか?」
「もう少し緩く・・」
「うーん」

こうやって曲げ合板で形取り、お施主様に決めて頂いて、
「玄関框」のラインを下書きしていきます。
ラインが決まったら、棟梁が床材を加工して「框」を造っていきます。
 と、カンタンに書きましたが、結構大変な作業です。
 もちろん職人さんに技術があればこそ。
 「それでこれ、誰がやるのかなー」と苦笑混じりの棟梁。






これは当社事務所の玄関です。
あまり広いスペースでは無いのですが、
この緩やかなラインで、空間に奥行きを出しています。



実際にこれをご覧になったお客様の中から
「自分の家でもこうやってみたい」との声があり、
今までも何軒かの現場で、
こうして上り框のラインをお施主様と一緒に決めてきました。



自分の家の玄関框のラインを自分で決める。
まさしくこの世に2つと無い、「注文住宅」ならではの作業です。

  

  

 この曲げ合板がなかなか手ごわい。
 いつも2~3人掛りで形作りますので、当然ネコマシな私の手も駆り出されるわけです。
 この作業風景をいつかお伝えしたいなと思っていましたが、
 (お施主様皆さま、悩みながらもとても楽しそうなので)
 今回は助手がいましたので、初めて写真が取れました。



 入間市O邸の記事 → 
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