衣被 きぬかつぎ 2022-10-04 13:31:14 | 日記 若き日のみな美しく衣被季語 衣被 里芋の親芋の周りにできたものを子芋、子芋からできたものを孫芋といい、子孫が増、その縁起が一役かっているか。子芋を皮付きのまま茹でると指だけでつるりと剥けてとろりと柔らかく美味である。きぬかつぎはきぬかづきからの転訛であるらしく、かって女性が外出の折、小袖を頭からかぶり顔を隠していた姿を食べ方に思い重ねたものであろう。歳時記抜粋。旧暦の九月の名月は栗名月である。
秋の雨 2022-10-04 10:27:34 | 日記 土産屋の傘借りていく秋の雨季語 秋の雨 秋といえばえば秋晴れの空を思いがちではあるが、雨の多い季節でもある。春の雨が華やかさを含んでいるのに対して、この季節の雨はひたすらにもの悲しい。秋の雨は秋に降る雨の総称であり、秋霖とは区別してほしい。歳時記抜粋掲句 観光地で突然のにわか雨に出会うことがこの季節は多い。名入れの番傘を借りて宮参りしたことを詠んだ。