今日はこどもの日。
我が家の菖蒲です。
こどもの日は、五節句で言うところの端午の節句です。
この菖蒲の葉の香りが魔除けに成ると信じられていたそうです 。
菖蒲は尚武に繋がります。
武は撫なり、止戈(しか)なり、禍乱を鎮撫するなり・・・云々・・・。
「後漢の許慎の説文解字」より
もう一つ「春秋左氏伝」には
「それ武は功を定め兵をおさむ。ゆえに戈を止むるを武となす」
ともあります。
興味のある方は、お調べ下さい。
いずれにしろ、武士道とは本来、争いを好むものではなく、平和を追求して行くものです。
端午の節句の兜や鎧、弓・太刀などは戦う道具として飾るのでは無く、厄除け、魔除け、お子様の健康を祈る「お守り」です。
伝統工芸士 新井久夫のホームページ