雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

おめでとうございます。

2010-07-30 23:30:14 | Weblog
おめでとうございます。
海老蔵さんと麻央ちゃん。

伝統文化の世界、大変だと思います。


もうひとつ、「東京スカイツリー」がついに400メートルを越えました。

ずうっと398メートルでした。
ちょうど展望所を作っていたようで、あと2メートルに時間がかかったようです。

400メートルを超える建造物、すごいです。

http://arai-kimekomi.co.jp/

みそか

2010-07-29 22:30:14 | 木目込人形職人
       いよいよ明日は晦日(みそか)。

       支払と集金で慌ただしい一日になりそうです。

しかも金曜日、1週間の最後。やり残しはできません。
来週、そして来月に向けての準備は明日一日ですね。


今日も結構厳しい一日でした。

来月は母の新盆もあるし、各方面、夏休みなどもあるので、動ける日が制約されそう…。
「岩槻まつり」も…。

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愛犬ベル、癒してくれます。

2010-07-28 22:28:04 | 木目込人形職人
       こいつが結構癒してくれるんです。

       もう、うちに来て9年、9歳になるラブラドールの「ベル」です。





昼間、彼は、ほとんどいつも新井人形店の工房、私の近くにいます。

夜は、自宅の居間で娘のおもちゃに…。
すっかり我が家の家族です。


でも最近は、いくらか老いが始まって来たようです。
やんちゃな性格は相変わらずですが…。

良かったら我が愛犬のブログもよろしく!http://ameblo.jp/dog-bell/


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ゲリラ豪雨

2010-07-27 22:40:38 | Weblog
昨日の雨はすごかったですね。

私は、埼玉県内の菖蒲にいたのですが、あれこそがゲリラ豪雨というやつなんでしょうね。

雨が真横から降ってきて、久しぶりにヒョウを見ました。
雷の音も尋常では無く、大型商業施設「モラージュ」に逃げ込み、しばらく避難させていただきました。

猛暑は猛暑で、それなりに夏物商品に対する経済効果がでているようです。

私達、人形業界は寒い時期が商戦期ですが、様々な業種がありますね。ひな人形の時期、あまり暖いと雛まつりの雰囲気が出ませんが、寒過ぎて雪でも降ると、足止めになり出足が止まったりします。

さて、今年の冬はどうなるのかな?




「死の番人」 シバンムシ

2010-07-25 22:20:07 | Weblog
       昨日は、害虫の話で終わりましたが、
       大事にしまったお雛様、
       この時期、しまい方次第では害虫の被害をうける事もしばしばです。


シバンムシ、まさに「死の番人」が大事な雛人形を食い散らす、という事も。

ジンサンシバン、タバコシバンムシなどが有名ですが、さらにたくさんの種類の害虫が日本に生息しているそうです。

シバンムシは人間の生活空間に容易に侵入してくるそうです。

幼虫は這い、成虫は羽を持っているので、蚊や小蠅のように飛んできます。


お雛様をお持ちの方は、ぜひ「シバンムシ」について検索してみてください。


雛人形をしまう時は、適量の防虫剤を使用しましょう。

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ベルのブログ

雨も降った方がいいですよね

2010-07-24 23:09:04 | 木目込人形職人
     雲行きがなんとも怪しいくなったと思ったら、稲光が光り始まりました。

     竜巻注意報などが出ているようですが、雷とともに、雨音がしてきました。


少し、雨も降った方がいいですよね。適量。

人形のまち・岩槻を少し冷やしてほしいと思います。

畑にも水がほしいです。



このところ、人形の修理品をいつくか預かっていますが、顔の汚れと、虫食いが多いです。


さて、お預かりした人形たち、どこをどのように、どこまで直すかですが、あらかじめご依頼主さまとご相談してからとなりますが、基本的に私は「新品の人形」に戻すような直し方はせず、その人形を作った職人の意思を理解し、出来るだけ費用がかからないような手法を選びます。

「直さない」という選択肢もあります。
これ以上悪化させないようにし、多少の修正だけでもかなり生き返ります。

たとえば、国宝級の美術館に保存されている人形を現在の素材で「取り替え」たのでは全く価値がなくなります。

それなら「直さない」という選択肢のほうがこれまでの人形の存在の意味があります。

人形の大敵は「しばんむし」です。

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「大暑」

2010-07-23 22:09:23 | Weblog
       「大暑」です。
       我が家の庭の植物も、伸び放題です。

       暑いのは、暦通りですね。


いわゆる「二十四節気」の一つで、暑くて仕方ないから、何とか「対処」しなければ…。
ではないですが、今年は暦通りの猛暑です。

私ども、新井人形店の倉庫が、これまた暑くて!暑くて!
おそらく、40度はゆうに超えていると思います。

あまりこの時期は入りたくないのですが、そうもいきません。
気合いを入れて、手短に品出しをします。

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現在、398メートル、東京スカイツリー♪暑いです!

2010-07-22 21:52:39 | Weblog
       浅草、吾妻橋から見た本日の「東京スカイツリー」です。
 
       左わきに「うんちビル(アサヒビールビル)」があります。


現在、398メートル。
なかなか400メートルになりません。

ちょうど今、展望台の部分を作っているのでしょうか?




こんなに大きな、人工の物体が存在する事、不思議な事です。




こいつを見るたび、なんだか気持がすっきりします。

小さな事にクヨクヨしたり、腹を立てたり、イラついたり、どうでもよくなります。

でも36度の酷暑の中、建設現場の方々はお辛い事と推察いたします。

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梅雨が明けましたが♪

2010-07-20 22:01:06 | 木目込人形職人
       梅雨が明けましたが、この暑さはなんでしょう!

       屏風を作っていると、糊がすぐ乾いてしまいます。


季節によって、我々人形職人は、材料の調合を微妙に変えます。

とくに気温と湿度は、微妙に、いや、多いに人形の製作工程に影響します。


秋の見本市に向けて、問屋さんの注文を揃えていますが、サンプルは1セット作るのに、普段以上の時間がかかります。同じものを複数作る方が効率はいいですね。



今晩も、気がつくと、9時近くになってしまいました。



もう、7月も後半、焦ります。

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「屏風」 木目込人形を飾るステージの一部

2010-07-18 21:51:41 | 人形業界情報
       雛人形のバックには、屏風を飾りますが、
       昔はそのほとんどが、6曲・2枚ひと組の「金屏風」でした。


6曲とは、6枚の面がつながった、ジャバラの折りたたみ式のものを2つ組まして並べ、それを1双(いっそう)と呼びます。

今ではこの6曲を2つで飾るセットがかなり減り、3曲の絵屏風が俄然増えました。
(塗りの屏風や、つなぎ目を金属の蝶つがいを使ったものなど)

この屏風は2曲の屏風です。私が作ったものです。




2曲、3曲の紙張りの屏風を木目込人形を飾るステージの一部として、開発いたしました。

急ぎの分を概ね、本日完成する事が出来ました。



とある人形問屋さんのオリジナルですので、モザイクをかけさせていただきました。

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