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法曹業界も…

2016-12-19 07:40:48 | 税理士
今朝の読売新聞の社会面に

司法修習生「給費制」復活

という記事がありました。

2011年に廃止されたこの制度の復活。

背景には「深刻な法曹離れ」があるとのことです。

医者のインターン制度も同じことが言われます。

研修医の給料では生活できない…。

でも、医師や弁護士はその後の所得は圧倒的に多い。

特に法曹の給費制は税金から賄われるため、批判も多かったようです。

しかしながら…。

このままでは富裕層しか法曹になれなくなる…。

そのような危機感から復活となったようです。

税理士試験の受験人数が激減していることといい、

法曹離れに拍車がかかっていることといい…。

今の時代、「一定の苦労をすること」に魅力がないのかもしれません。

モラトリアム期間。

これがどんどん長くなっている?

今、国家資格は、岐路に立っているのかもしれません。

金銭的な問題を解決するとか、問題を易しくして合格率を上げるとか、

そんな表面的な対応だけをしていては、「質」が下がるように思います。

今の時代に合わせて、「質」を確保しながら、改革していくことが必要なのではないかと思います。

しかし…。

どんな改革が必要なのか?

大変難しい…。

私見ですが、

「子供のころからの教育」と「若い人の働く意欲の向上」が

カギを握っているような気がしてなりません。
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