Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

2014-07-05 | Weblog
7月5日、土曜日。
昼1時半すぎ。

今朝は曇っていたけど、今は晴れた空。
青と白の7月の空。

今朝は、カーテンを開けた瞬間、
グレーの空を背景に川鵜らしきシルエットが飛んでいった。
『あの方向だと、あの川まで飛んでいくのかな?』
なんて想像した。


鳥はいつ見ても、なだらかな流線型で
『綺麗だなぁ』と思う。
鳥の流線型には脱帽ものだ。
中でも、水鳥たちの、頭から尾までのあの流線はまた素晴らしく思う。

鷺の浅い川瀬に佇んでいる姿や
ほんの数羽、寄り添うように飛んでいくシルエットは
見惚れてしまうね?

ほんの時々だけど、
『美しさって、何だろな?』
…と考えることがある。
そんなこと考えること自体は、美しいとは程遠いと思うけど(>_<)


『美しい』
という言葉、普段使うことはほとんど無い。
何だか、気恥ずかしい。

もし、街角なんかで
『これ、美しいですね』
なんて台詞が聴こえてきたら、声の主は誰だ何処だ?と
キョロキョロしてしまうだろう。

美の価値観は人それぞれで
誰かが美しいと思っても、価値観の違う人からしたら
全然美しくないと思うかもしれない。

西洋画と日本画は随分と赴きが違うけれど
それぞれで美しさもやっぱりちがう。
何だか、それぞれの美学がありそうだ。


美学って学問、真面目にあったら面白そう。
足し算、引き算。
豪華、簡素。
表裏、緩急、明暗、光陰。
喜び悲しみ、色とりどり、透明感、統一感、叙情、有無。
色んな要素があって
『美』
へと、辿り着くのかも知れないね?












鳥は、川を目指していった
宇宙船は、海を目指していった
僕らは、光を目指してきた

渦を巻く
広がっていき星を降らす
澄んだ光に包まれるまで

針を落とした点から流れていく歌は
弦も笛も何もかもと絡まり合って
僕らの心に、降り注ぐ
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