Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

『遠雷』

2014-07-21 | Weblog
7月21日、月曜日。
10時すぎ。
晴れ。
暑くなく、爽やかで綺麗な空です。

海の日。
海に行かれる方たちは熱中症はもちろん
諸々、気を付けていて下さいね。

昨日もまた、一昨日に続き雷が鳴っていました。
とはいっても、大きく鳴ったのはほんの少しだけで
あとはいわゆる遠雷というもの、
遥か彼方から雷様の寝言のような声が聴こえるだけでした。


遠雷。
…ふと、2つの作品を思い出しました。

1つは、ザ・スクエアという(バンドでしょうか?)の
ピアニストの方の、『遠雷』という曲があります。

楽譜を持っていまして、ずっと前(かなり)に姉が買った楽譜なのですけど
ずっと前すぎて
楽譜は古ぼけて来てしまっているけど
今では僕しか弾く人間がいないので楽譜は僕しか弾かない。

古い楽譜だし、この曲は好きなくせに今までで数度しか弾いたことがない。
実際に弾いてみると、
静かな部屋に遠雷が現れたような
美しい曲だなと思います。

実際に弾く人(僕)が下手なのが
とても申し訳なさすぎるのだけど…
ピアノと楽曲と作者さんに、すみません。m(_ _)m


もう1つは、
ワイエスさんという画家の方の作品で
『遠雷』という絵があるのです。

大きな犬が、微かに聴こえてくる遠雷に耳を済ませているらしき
そんな絵です。
雨の気配も、近付く雨の匂いも想像させられるような
素敵な絵です。

ワイエスさんの絵が好きで
この『遠雷』という作品、好きなのですよ。

草をよく描かれる画家さんですね?
偶然にも、昨晩は仕事帰りに信号待ちでとまりながら
ライトで微かに照らされた草たちを眺め
ワイエスさんのように描いてみたい…と思っていたところでした。


絵を観に行きたくなりますね。
一日掛けて、時間気にせずゆっくり回りたいな。

遠雷で思い出した、
遠雷たちの話でした。


※『遠雷』という曲、西村さんというピアニストの方のだと
勘違いしていました。m(_ _)m
ものすごく久しぶりに楽譜を開き弾いてみたら…違っていて、大変、失礼でした。
西村さんのインタビュー記事のイメージが刷り込まれていたらしいです。
ザ・スクエアさんと西村さんに、申し訳ありませんでした












弾き出しのフレーズ
風が見えるような草のしなやかさ

犬はじっと遠雷に耳を澄まして
ピアノの音色はいつでも傍にある
音楽がいてくれるように

遠雷が聴こえる時
美しい瞬間
まるで懐かしい思い出の
汽笛が鳴ったような






コメント
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