Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

葉陰の羽

2014-07-06 | Weblog
7月6日、日曜日。深夜3時。
多分、草木も動物も虫も、
みんな眠ってるのだろうな。

この間、小雨降る日。
葉の下で雨宿りする小さな蝶と出会った。

じっと静止したまま、
息をしているのかどうかも分からないくらい
じいっと静かに葉陰で雨をしのぐ蝶。
儚い羽は薄いけれど
生命力を湛え輝いているようで
綺麗だった。

あの蝶も、今頃、ぐっすりと眠ってるのかな。
こんな時間に起きている人って、多いのかな、少ないのかな?


僕は、申し訳なく思うくらいに
こんな時間に言葉を綴ってしまっている。
みんな眠っている時間に
しかも、毎日。

時々、考える。
毎日こうして綴るのは、良いことなのか、またはその逆なのか?

自己満足だとか、思い込みの類いなのだろうなと思ったりもする。
読む方はいないのだろうか、それともいるのだろうか、
もしいたら、どんなことを思うのだろうとか…
僕は何も分かってないかもしれないね?

何も分からないままなのに
綴り続ける僕は、無神経なのかもしれない。
図々しくて鼻持ちなら無い、厚顔無恥者。
…かもしれないね。m(_ _)m
申し訳ないなと思う。


この一週間、何だか…とても疲れた。
仕事で、畳み掛けるようにトラブルが起こり、手に負えなかった。
眠れない日もあって、食欲湧かなかったりね。(←そりゃあ重症だ?)

そんなとき、心の頼りになるのは
人の言葉や音楽だったな。
人の言葉で落ち込んで、人の言葉で救われた。

クレームおばさんは、やっぱりきつかった。
でも、身から出た錆かもしれない。
色んな面から眺めて、どこか反省した方がいいかもしれん。
言葉って、やっぱり大事だね!

つくづく思ったのは
この世界は人と共にあって
やっぱり僕らは何かを伝えたり受けとったりしながら生きているのだな。
…と。

そして、人の優しさは思った以上に、
心に水のように浸透していくのだと教わった気がした。
砂漠に降る雨のようなね。^^
そんな一週間だった。

僕の人間力は、まだまだだね。f^_^;











まだ何も理解していなくて
ゆっくりでも進んでいくと自分自身と約束したなら

葉陰で休んでもいい
弱音を吐くこともしていい

辛辣な言葉の矢がもう飛んできませんように
でも、矢の荒波に、もまれてこその道かもしれない

でも、世界は
君は
今宵も福与かに幸せであれ
羽よ美しくあれと

願う自分と約束したなら
ここはきっと、
優しい小雨降る葉蔭の羽




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2014-07-05 | Weblog
7月5日、土曜日。
昼1時半すぎ。

今朝は曇っていたけど、今は晴れた空。
青と白の7月の空。

今朝は、カーテンを開けた瞬間、
グレーの空を背景に川鵜らしきシルエットが飛んでいった。
『あの方向だと、あの川まで飛んでいくのかな?』
なんて想像した。


鳥はいつ見ても、なだらかな流線型で
『綺麗だなぁ』と思う。
鳥の流線型には脱帽ものだ。
中でも、水鳥たちの、頭から尾までのあの流線はまた素晴らしく思う。

鷺の浅い川瀬に佇んでいる姿や
ほんの数羽、寄り添うように飛んでいくシルエットは
見惚れてしまうね?

ほんの時々だけど、
『美しさって、何だろな?』
…と考えることがある。
そんなこと考えること自体は、美しいとは程遠いと思うけど(>_<)


『美しい』
という言葉、普段使うことはほとんど無い。
何だか、気恥ずかしい。

もし、街角なんかで
『これ、美しいですね』
なんて台詞が聴こえてきたら、声の主は誰だ何処だ?と
キョロキョロしてしまうだろう。

美の価値観は人それぞれで
誰かが美しいと思っても、価値観の違う人からしたら
全然美しくないと思うかもしれない。

西洋画と日本画は随分と赴きが違うけれど
それぞれで美しさもやっぱりちがう。
何だか、それぞれの美学がありそうだ。


美学って学問、真面目にあったら面白そう。
足し算、引き算。
豪華、簡素。
表裏、緩急、明暗、光陰。
喜び悲しみ、色とりどり、透明感、統一感、叙情、有無。
色んな要素があって
『美』
へと、辿り着くのかも知れないね?












鳥は、川を目指していった
宇宙船は、海を目指していった
僕らは、光を目指してきた

渦を巻く
広がっていき星を降らす
澄んだ光に包まれるまで

針を落とした点から流れていく歌は
弦も笛も何もかもと絡まり合って
僕らの心に、降り注ぐ
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ひかりむらさき

2014-07-04 | Weblog
7月4日、金曜日。
朝6時前。

窓の外は晴れた空。
雨上がりの朝は何とも爽やかだ。

昨日は、午後には雨が降り出して
傘を持っていかなかったらしき学生さんが
雨に濡れながら歩いている姿を何度か見掛けた。

制服、明日までに乾くのかな?とか
カゼひかないか?とか
他人事ながら心配になってしまう学生さんたちだった。
乾燥機があるから、制服の心配はいらないのかな?


ところで、昨日の投稿を読み返してみたら…何だかへんだね?
眠くて、途中、時々目を閉じてしまいながら書いていたせいか、
へんな文(と詩)になっていた。(いつももへんか?)
申し訳ないです。m(_ _)m


今日は、7月4日。…ということで
思わず、美味しそうな梨が脳裏に浮かぶ。(梨大好き)

梨、というと
思わず、また脳裏に浮かぶ言葉がある。
言葉っていうより、県名。
そう、山梨県だ。

山梨県は、お隣さんであるけど行ったことがない。
お隣さんで行ったことないのは、山梨県だけだなぁ。

いつか行ってみたい。
どんな富士山が見えるのか見てみたいし、
方言が似ているようなので、親しみやすそうだ。

山梨県と静岡県といえば
以前、何かの番組でも取り上げられていたけど…
富士山は、どっちの県のものか
表富士は、裏富士は、どっち側か
…が議論されたりする。

この話題になると、僕なんてやつは
何とも寂しい気持ちになったりしてしまう。
富士山はみんな大好きだから、仕方ないのだけど。

みんなの富士山であり、
富士山は山梨県のものであり(湖に映る逆さ富士は美しいね!)
静岡県のものであり(茶畑や海越しの富士も美しい!)
それ以上に、日本人みんなの富士山だよね?

いや…世界遺産になったから
世界の、地球の、太陽系の、宇宙のものか?

なぁんて、7月4日の数字をみたら
ふいにイメージが浮かんだ、みんなの富士山でした。

日本一の山、霊峰富士。
そして、富士山登山に行く方々は、準備万端で気を付けて行ってほしいものと
山開きの季節にはいつも思う。











時々、富士山の方を向いて
空を見る
青空が見える

シルエットは夏の光の中で
尊い気配を解き放ち

その緊張感を垣間見た気がしたら
決まって直後には
優しい空がすぐそばに近付いてきて

それはまるで、紫色に光る言祝ぎのような
光舞い踊る
青空だと思った
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メモと睡蓮

2014-07-03 | Weblog
7月3日、木曜日。
朝5時。
窓の外は…曇っているようだ。
確か、雨の予報だと母が言っていた。

睡蓮が咲いた。
今夏、第一号だ。
第二号も咲いて、写ってはないけど
仲良く咲いていた。
夏が来たなぁ。

僕は、折り畳む携帯、いわゆる
『ガラケー』なるものを未だに、大切に使っている。
その携帯の中に、メモされたものが
ビックリする位、たーくさんあったので、開いてみた。

ひとつひとつ読んでいると
その都度味わったらしい感情を、それとなく思い出される。
つい見入る。

いろいろ書いてあったけど、例えば
2年ぐらい前?の12月のメモにはこう書かれてあった。


東京ながいかふう
なんじゃもんじゃ
浅草観音どうの銀杏
百年前の東京
西洋化についての嫌み?
随筆日和下駄、傘
無名人々無名風景
愛す
無用な感慨にしみじみと
感動の種類
豊かな喜び
空き地の雑草が好き
移り変わりについていけない
嘆いていた荷風



ナイチンゲール記念日
国際看護の日
看護の日
ザリガニの日



…何じゃこりゃ。
数年前の僕は何を考えてこれらをメモったのか?…φ(..)?

ナイチンゲール記念日などは、
エキサイトさんでブログを書いていた頃に『今日は何の日』についての話題を書いていたからそれだと思う。
『今日は何の日』って、好きなのだ。
記念日って、大事にしている感があって良い。

気になるのは、
永井荷風さんから始まって、味で終わっている文字の数々。
なんだろな、思い出せない…(>_<)

百年前の東京…『ブラタモリ』を観た後だったのかな?
大好きだったっけな。
また放送してくれないかな。


数年前の自分に会ったようだった。
メモを見返すのもたまには、良いね。(*^_^*)

仕事のことでモヤモヤしていた心が
ちょっと、安心したように感じた。










数限りない喜怒哀楽から
円は回り出した

百年前
千年前
生きていた人々

草木一本
虫の一匹までも愛したら
湖はもっと、澄み渡り
いつか豊かな喜びになる

名も無いことは真実かと問われても
光る風は、恋い焦がれ

その心を
僕は、愛してやまない
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2014-07-02 | Weblog
7月2日、水曜日。
朝6時。
南側の窓の空は薄曇り、北側の窓の空は晴れ。


毎日、いろんなことがあるなぁ、いろんな人がいるなぁ…と
当たり前なのであるけど
つくづく思うことが多くなった気がする今日この頃。

そんな今日この頃の悩みといったら
やっぱり仕事のこと。

いろんな人がいるからには、いろんなお客様がいて、いろんなことが起こる。
気を付けて対応したつもりでも
それは只の『つもり』、となる。
お客様が不満を持った時点で、ダメなのだ。

思わずその場で、『言い訳してしまおうかな』とか
『泣いちゃおうかな』…と思ってしまう瞬間もある。(-.-;)

…が、
そんなことするわけにもいかないし
したくない。
言い方にもよるかもしれないけど
僕が、とにかく不器用…と自分でいうのもヘンだけど
とにかく色んな面で、生き方も含め全体的に『下手』なのだろう。

よって
どんなに理不尽でも謝るしかないのだ。
自分に非はないと思っても、そんな態度をとらせる理由が、もしかしたらあったかもしれないし。

ということが、
昨日は過去最大の危機的な出来事があって、
昨夜から今朝に掛けて意気消沈
してしまった。

思い出しては、問題点を探し、探しては
『あれはあれで対応は良かったはずだ』とか
『でも、僕がわるいのか?』とか
『いやでも、あの場合は…』とかね。
繰り返し考え、

思うことはいろいろあるのだけど
とにかく、まだまだ僕は
未だに『未熟』ということだ。

それだけは、否定できない。
否定してはいけない。

そう…まだまだ
精進していかなければ!

…なのだ。
たっぷりと、一人反省会しなきゃだな…。(ノ_<)













パンドラの箱を開けないで

箱の持ち主は、いずれ変わり
時代の河は、いずこへ流れていくの

誰も知らない
誰も知らない

太陽の下で波は寄せては返し
夏の夜には鈴虫が小さく鳴くだろう

69年前、誓った涙は
何処へ?


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