今回の音源は11年前のブログ記事「葵まさひこ氏の事とオリジナル曲の事」で UP したことがありますが、You Tube や Instagram に動画として UP するのは初めてです。
この曲は私がまだジャズを知らない18歳の頃の作品で、音楽雑誌「Gut's」の「作曲添削講座」で、葵まさひこ氏が一番に選んでくれた曲です。
「作曲添削講座」には毎月300~500曲くらいの応募があったと思いますが、本屋さんで自分の名前と楽譜を見た時には、本当に飛び上がるほど嬉しくて「早く皆に知らせたい」と急いで家に帰ったのを覚えています。
私の場合は音大などで正式な作曲法を学んだ事がないせいで劣等感が強い為、幾つものコンクールに応募しては一番になる事ばかりを考えていました。
コンクールで自信を付けるしかなかった訳です。 . . . 本文を読む
今回もリディアン・クロマティック・コンセプトのタテのメロディーの曲ですが、基本形(7音)だけを使っている初歩の初歩です。
十日ほど前にUPした「ダダとルルのボサ」を16ビートで演奏しているものですが、イージーリスニング風になって、私としては珍しい作品になりました。
コーヒータイムにでも聴いて頂けると嬉しいです。
前回のボサノバと比較してみて下さい。
画像は東郷青児の初期から後期までの「婦人像」を集めたものです。
是非ご視聴下さい。 . . . 本文を読む
今回もリディアン・クロマティック・コンセプトのタテのメロディー (Vertical Melody) の曲ですが、基本形(7tone)だけを使っていますので、明るい響きになっています。
これならばポピュラー音楽も作れるというものです。
前にUPした「LCC Vertical Melody 3」の時は、一つのコードに11音 (11tone) も使っていますので、メロディーが暗い響きになっていました。
具体的には「FMaj7」のコードの時に、FLydian の7音の他に「C#」「D#」「F#」「G#」の4音を使っていましたので、残りの1音「A#」を使えば「12音」つまりクロマティックになりますが、私はまだメロディーでは12音までは使えません。
和音(ボイシング)では閃いて、使う方法を見付けましたが・・・
タテのメロディーの場合はヨコのメロディー(モード)とは違って、基本形の7音から徐々に音を増やしていくのには耳の訓練というか成長が必要です。
歌いやすい美しいメロディーを作る事が難しいからです。 . . . 本文を読む