ニジ・マスオが見えない世界を信じる訳（全1回）

時々ちょっと笑える、のほほんブログにできたらと思っています。
前回、親分が「お忘れ物ランキング」だったので、いつかやろうと思っていた、週毎に変わる、このブログの「検索キーワードランキング」にしようかと思いましたが、管理画面から見てみると、面白そうなものがなかったので。。。
今日はちょっと怖いお話。
先月28日、「見えない世界を信じる」と書きました。
それに至る出来事も数え切れないほどありましたし、全部を正確に記憶している訳でもありません。今は、体質が変わった（？）為か、そうした出来事もありません。（百害あって一利無しなので、無い方がいいです。）
でも、あれは、そう、忘れもしないある夏の夜。自分史上最大級のがきましたよ。まだ独身の頃です。夜中まで暑苦しくて眠れず、「高いところに行こう」と思って、車で出かけました。行先は、当時住んでいた松本のアパートから車で30分弱の○○公園。親子で1日楽しく遊べるアルプス公園ではありません。念のため。
確か次の日は休みで、「涼しい所で寝るか」位の気分でした。松本盆地の夜景を見渡せる駐車場に着いて、少しだけ窓を開け、うとうとしてましたら。。。
目の前は崖なんですが、その崖下の方が穏やかでない。「何か来る」雰囲気。右から左に通り過ぎて、背後に周りました。途端に、右斜め後ろの小屋で、鶏が騒ぎ始める。まだ夜中だぞ。（ここが何処か分かった人います？？？）
ここで、まずいと思いました。自分を中心に、反時計回りで次第に距離を詰められている。でも相手の方が速かった。再度前方の崖下と言っても、今度は割と上方を右から左に。後ろに周られて、なすすべなく金縛り。
普段はしばらくして解けるのが、このときは違った。右腕を掴まれて、すごい力で引っ張られました。その掴んでいる手が、肘から先しかなく、ヒキガエルのような色合いで、所々にイボがある。極めつけが、指が6本。親指の他に、5本アルンデス。あちゃー……人間様ではないのね。。。
とにかく、どうにかこうにか、やっとの思いで、身体を捩って左手でキーを回してエンジンをかけ、少し後退しかけると、金縛りも完全に解け、腕も離れて行きました。
引き際もすごい。来た順路に忠実に逆回りで、崖下を通り、鶏を騒がせ……でも、1番最後は、最初に来た方向とは逆方向に去って行きました。
通り道だったのか？ちょっかい出されたのか？
不思議な事がもう１つ。自分では、エンジンかけて車も動かしたはず。なのに、実際はエンジンはかかっていないし、車も動いていない。
真夏の夜の夢だったのかも？（ニジ・マスオ）