26日の夜には東京へ行く…。
向こうで暮らす場所は相沢社長が用意してくれた。
(会社保有のマンションやねん)
大きな荷物は先に送ってあるので身ひとつでいったらええだけ…
3月25日。今日は大阪で過ごす最後の夜で大谷の誕生日。
今日大谷ん家にお泊りして 明日の夕方に駅に向かう予定。
家族には『最後の日ぐらい家におったらええのに』って言われたけど
ごめん リサは恋に生きる女やねん。
大谷と最後の夜過ごしたいねん。
そう 最期の夜やから…勇気を出して…。
のぶちゃんに言われた事出来るかどうかわからんけど…
(ほんものの乳見せろって奴)
大谷と一緒に過ごしたいと思うのは間違ってないと思う。
…明日の朝まで一緒に過ごすという事は
もしかしたら 大人の階段ダッシュで駆け上がるかもしれへんって事
少し怖いけど どこかで期待してる自分がおった。
大谷の家では おかんとおねえちゃんがいつものように優しくしてくれた。
『いやーリサちゃん 寂しなるわー』
『ほんまやわ あっちゃんリサちゃんの代わりにいっといでっ』
『はぁー?なんでやねん。ちゅうか ここオレん家やろ?』
『『リサちゃん家』』『なんでやねんシバくぞっ』
『『あっちゃん こわーいっ♪』』
おかんもお姉ちゃんもわんこも…あたしを歓迎してくれた
東京へは大谷代わりに行って来いやなんて(笑)
ほんまにかわいがってもらってるからめっちゃうれしい。
こんな風景も暫く 見れんくなるんやなぁ…
『ほんま おかんら…オレの邪魔ばっかりしくさって…』
『大谷そんな風にゆうたらあかんって…』
夕食終って2時間後やっと2人きりになれた。
『リサ 大谷くんにほんまもんの乳見せて心も体も掴むんや』なんて
のぶちゃんに言われた事出来るかどうかわからんけど…
最期の夜やもん。
大谷と悔いのないように一緒に過ごしたいと思うのは間違ってないと思う。
思うけど…
明日の朝まで一緒に過ごす≒ほんものの乳見せて心を掴むという事
それは大人の階段ダッシュで駆け上がるって事
とりあえずせっかくのプレゼント。
あたしはオレンジ色の袋をカバンから取り出した。
『大谷。お誕生日おめでとっ♪はい これプレゼント…』
『開けてもええか?『って もうあけとるやんかっ』』
いつものお約束の会話ののちあたしのプレゼントが大谷の前に現れた
『おっ…』
『えっと…針はついてないと思うけど…』
それは 誕生日に間に合うように徹夜して作った白いドレスシャツ。
教育実習に行くときに着て行ってくれたら嬉しいと手渡す。
『ありがとうな…もしかしてリサこれ作って寝不足なんちゃうか?』
『あー大丈夫♪大谷にって思ったら眠気もなかってん。』
『なぁ…リサ。』
大谷がぎゅっとあたしを抱きしめた。
そして耳元でささやいてくれたのは『やっぱ東京へ行くんか?』って言葉。
『大谷…。』
『ごめん そんなんゆうたらリサ困るな…。』
『…(困るよ グラグラしてまうよ…。)』
泣きそうになって大谷から視線を外したら…
『リサ こっち向いてオレの事見て…』
あたしは大谷に顎を捉えられて顏を固定された。
そこにあったのは大谷の唇。
そのまま捉えられキスを落とされる。
沢山のキスを落ちてくる。息が出来ないぐらい深く長く…
大谷は あたしの唇を独り占めにした。
『大谷…。もうひとつプレゼントあんねん。』
『もうひとつ?』
目を真ん丸にしてあたしを見る大谷に勇気を振り絞った。
『プレゼントは いらんかもしれんけど…あたし。』
『リサ…。』
『あたしの事いらん?』
『…』
急に黙り込む大谷。あたしは不安になった。
もしかしてこんな事言い出すやなんてめっちゃいやらしい子って思ってるんかな?
沈黙が耐え切れんくなって大谷の視界から逃れようとしたら
ぐいっと腕をつかまれベットに押し倒された。
ゆっくりと大谷の唇があたしの唇に重なって何度も捕えては捕まえにくる。
『…オレはリサを抱きたい リサのすべてが欲しい。』
欲しいやなんて ダイレクトに言われると素直に嬉しい。
あとは のぶちゃんがゆうてたように大谷にすべてをゆだねたら…。
大谷の心も体も ぴーも…あたしのもん
そっと目を閉じて大谷を待った。
こんな時って『はじめてなんやけど』とかゆうたほうがええん?
洋服とかどうしたらええん?
さぁー来い大谷っ!!
なんか変なテンションで大谷の次のアクション待ってたら
ちゅっ…と短いキスの後ベットから起こされた
『けどな…。』
『?』
『今日はやめとく。』
『な…なんで やっぱりあたしの身体は魅力ないとか?』
『あほか 魅力ありすぎ。』
『えっ?だったらなんで?』
『あのなぁ…』
大谷は溜息まじりに『オレの部屋でムリや』って呟いた。
理由の第一に家族がおる所でそんな事はしにくい
そして…第二に
『今リサを抱いたらマジで東京に行かせたくなくなる(笑)』
『そうなん?…『あたりまえやろ…オレの好きな女なんやから…』。』
『大谷…。』
『リサ…。2年頑張ろなっ。』
大谷はあたしの髪をなでながらもう一度キスを落としてくれた
向こうで暮らす場所は相沢社長が用意してくれた。
(会社保有のマンションやねん)
大きな荷物は先に送ってあるので身ひとつでいったらええだけ…
3月25日。今日は大阪で過ごす最後の夜で大谷の誕生日。
今日大谷ん家にお泊りして 明日の夕方に駅に向かう予定。
家族には『最後の日ぐらい家におったらええのに』って言われたけど
ごめん リサは恋に生きる女やねん。
大谷と最後の夜過ごしたいねん。
そう 最期の夜やから…勇気を出して…。
のぶちゃんに言われた事出来るかどうかわからんけど…
(ほんものの乳見せろって奴)
大谷と一緒に過ごしたいと思うのは間違ってないと思う。
…明日の朝まで一緒に過ごすという事は
もしかしたら 大人の階段ダッシュで駆け上がるかもしれへんって事
少し怖いけど どこかで期待してる自分がおった。
大谷の家では おかんとおねえちゃんがいつものように優しくしてくれた。
『いやーリサちゃん 寂しなるわー』
『ほんまやわ あっちゃんリサちゃんの代わりにいっといでっ』
『はぁー?なんでやねん。ちゅうか ここオレん家やろ?』
『『リサちゃん家』』『なんでやねんシバくぞっ』
『『あっちゃん こわーいっ♪』』
おかんもお姉ちゃんもわんこも…あたしを歓迎してくれた
東京へは大谷代わりに行って来いやなんて(笑)
ほんまにかわいがってもらってるからめっちゃうれしい。
こんな風景も暫く 見れんくなるんやなぁ…
『ほんま おかんら…オレの邪魔ばっかりしくさって…』
『大谷そんな風にゆうたらあかんって…』
夕食終って2時間後やっと2人きりになれた。
『リサ 大谷くんにほんまもんの乳見せて心も体も掴むんや』なんて
のぶちゃんに言われた事出来るかどうかわからんけど…
最期の夜やもん。
大谷と悔いのないように一緒に過ごしたいと思うのは間違ってないと思う。
思うけど…
明日の朝まで一緒に過ごす≒ほんものの乳見せて心を掴むという事
それは大人の階段ダッシュで駆け上がるって事
とりあえずせっかくのプレゼント。
あたしはオレンジ色の袋をカバンから取り出した。
『大谷。お誕生日おめでとっ♪はい これプレゼント…』
『開けてもええか?『って もうあけとるやんかっ』』
いつものお約束の会話ののちあたしのプレゼントが大谷の前に現れた
『おっ…』
『えっと…針はついてないと思うけど…』
それは 誕生日に間に合うように徹夜して作った白いドレスシャツ。
教育実習に行くときに着て行ってくれたら嬉しいと手渡す。
『ありがとうな…もしかしてリサこれ作って寝不足なんちゃうか?』
『あー大丈夫♪大谷にって思ったら眠気もなかってん。』
『なぁ…リサ。』
大谷がぎゅっとあたしを抱きしめた。
そして耳元でささやいてくれたのは『やっぱ東京へ行くんか?』って言葉。
『大谷…。』
『ごめん そんなんゆうたらリサ困るな…。』
『…(困るよ グラグラしてまうよ…。)』
泣きそうになって大谷から視線を外したら…
『リサ こっち向いてオレの事見て…』
あたしは大谷に顎を捉えられて顏を固定された。
そこにあったのは大谷の唇。
そのまま捉えられキスを落とされる。
沢山のキスを落ちてくる。息が出来ないぐらい深く長く…
大谷は あたしの唇を独り占めにした。
『大谷…。もうひとつプレゼントあんねん。』
『もうひとつ?』
目を真ん丸にしてあたしを見る大谷に勇気を振り絞った。
『プレゼントは いらんかもしれんけど…あたし。』
『リサ…。』
『あたしの事いらん?』
『…』
急に黙り込む大谷。あたしは不安になった。
もしかしてこんな事言い出すやなんてめっちゃいやらしい子って思ってるんかな?
沈黙が耐え切れんくなって大谷の視界から逃れようとしたら
ぐいっと腕をつかまれベットに押し倒された。
ゆっくりと大谷の唇があたしの唇に重なって何度も捕えては捕まえにくる。
『…オレはリサを抱きたい リサのすべてが欲しい。』
欲しいやなんて ダイレクトに言われると素直に嬉しい。
あとは のぶちゃんがゆうてたように大谷にすべてをゆだねたら…。
大谷の心も体も ぴーも…あたしのもん
そっと目を閉じて大谷を待った。
こんな時って『はじめてなんやけど』とかゆうたほうがええん?
洋服とかどうしたらええん?
さぁー来い大谷っ!!
なんか変なテンションで大谷の次のアクション待ってたら
ちゅっ…と短いキスの後ベットから起こされた
『けどな…。』
『?』
『今日はやめとく。』
『な…なんで やっぱりあたしの身体は魅力ないとか?』
『あほか 魅力ありすぎ。』
『えっ?だったらなんで?』
『あのなぁ…』
大谷は溜息まじりに『オレの部屋でムリや』って呟いた。
理由の第一に家族がおる所でそんな事はしにくい
そして…第二に
『今リサを抱いたらマジで東京に行かせたくなくなる(笑)』
『そうなん?…『あたりまえやろ…オレの好きな女なんやから…』。』
『大谷…。』
『リサ…。2年頑張ろなっ。』
大谷はあたしの髪をなでながらもう一度キスを落としてくれた