2次試験。
模擬授業については…
よぅやったオレ。と自分を誉めてやりたい。
ゴリやマイティが教えてくれてたおかげで指導案を見ることなく
スムーズに説明でき なんとか授業開始即退場はなかった。
とゆうても時間は通常の授業サイズやなかった。
『電池使わないでこの電球光らせる方法あったら凄いな。』
『大谷くん そこから展開して結論を話してください。』
『えっ は…はいっ』
指導案の説明で面接官が流れをつかんどったのかそう言いきった
実際にオレ教壇に立って、授業として成立するのかをみるだけやったらしい。
短い時間で声の大きさや話すスピード、全体を見渡しているか等を見とる。
『ちーんっ(ベルの音)大谷さん ありがとうございました。』
『あっ はい。お疲れ様でした。』
あんなに準備したものが ものの１０分程度で終ってしもてオレはびっくりした
模擬授業が終わると個人面接へと進んだ。
『大谷 敦士さん。』
『あっ はい』
『こちらにおかけください。』
名前を呼ばれて慌てて指定された席に腰を掛けた。
面接官は３人。
真ん中のおっちゃんが横山やすし(大阪を代表する漫才師)風の縞スーツ
その右隣が茶髪で女アルフィー高見沢という感じのおばちゃん
あとの1人は 紳士的なテリー伊藤って感じやった。
まず高見沢が口を開いた。
『あなたはどうゆう教師になりたいの？』
『時間を惜しまず子供と向き合える教師です。』
『教育実習は どちらへ?』
『はいっ 母校である舞戸学園です。』
『そこで何を学びましたか？』
『…教員の仕事は授業以外にもいろいろあるんやなぁーと思いました。』
ってアホかオレ。
ゴリと面接練習した時『２週間お世話になって学生の時とは違う目線で…』とか
答え用意しとったのに いろいろあるんやなぁーって言葉貧困や。
そんなオレに真ん中の横山やすしが ニヤニヤしながら聞いてきた。
『いろいろあるなーですか(笑)では具体的にどんなものがありましたか？』
『部活の指導や生徒会の活動とか
学校における生徒の活動を盛り上げたり指導したりすることに…』
ってアホや やっぱオレアホや。
そんな事普通に生徒やってた時からわかっとるっちゅうねん。
しかも質問と答えが見事にすべっとる。
『では 大谷くん。教育を行うにあたって一番重要な事は何だと思いますか?』
『それは…』
そこから何を聞かれたのか答えたのか正直覚えてない。
ただテリー伊藤のネクタイの柄にクラクラしとった気がする。
『これで面接を終わります。』
『あ…はいっ ありがとうございました。』
面接官に一礼をしてオレは早急に退出した。
廊下に出てため息をひとつついた時次の受験者と目があった。
『・・・がんばってな』なんて言葉を偉そうに掛けながら
案内の人にも挨拶をしてオレは会場を出た。
『はぁ…終った。疲れた。』
鞄の中にしまってあった携帯の電源を入れると１件のメール。
けれどそれはオレが待っている誰かとは別の奴からのもんやった。
★★★
『大谷くん…。ピアノ大丈夫？』
『多分。川島水泳は？』
『なんとか…』
『なんとか…。って…』
最期にあるんは実技試験。この日は川島とおんなじやった。
今日は家まで迎えに来てくれた。
実技試験は まずピアノ実技。
なんと弾き歌いというのをせんなあかん。
『なぁ川島。１番だけ弾いたらええんか？』
『えっ？２番もちゃう？』
気になるところは、どの程度「弾き歌い」ができればええん？
簡易伴奏？それとも本格伴奏か？１番と２番両方歌う?それとも１番だけ?
ピアノはアップライト？グランドピアノ？
アレコレ悩んでも実は教室に入る迄わからんらしい。
音楽の先生にならんのならピアノなんか弾けんでもええやんけと思う。
指定された教室に行くと数人ずつ集められ説明された。
『今回の試験は入場から退出迄２分間でお願いします。』
というだけで結局１番だけなんか２番も？フルコース？など触れてなかった。
あいうえお順に名前が呼ばれていく。
自然にオレが先になった。
『コンコン 失礼します』
ドアをノックして入室し面接官に一礼をする。
『はい 用意が出来たらはじめてください。』
★★★
ピアノが終わると得意分野の水泳の試験。
平泳ぎで２５メートル。もちろんというか男女は別に試験は行われる。
ゴーグル可・コンタクトもOKそして準備運動の後１本だけ練習が許された。
その時面接官から一言
『学習指導要領に準拠した泳ぎをしてください』
学習指導要領の泳ぎ方。
あおり足に気をつけ1かき1けりで進む。ゴールは両手でゴールするってやつ。
タイムはいっさい関係ないちゅう事やったから
オレはしっかり動作を大きく伸びるとこはのびして…２５メートルを泳ぎ切った
ベストはつくしたはずあとは発表だけや。
模擬授業については…
よぅやったオレ。と自分を誉めてやりたい。
ゴリやマイティが教えてくれてたおかげで指導案を見ることなく
スムーズに説明でき なんとか授業開始即退場はなかった。
とゆうても時間は通常の授業サイズやなかった。
『電池使わないでこの電球光らせる方法あったら凄いな。』
『大谷くん そこから展開して結論を話してください。』
『えっ は…はいっ』
指導案の説明で面接官が流れをつかんどったのかそう言いきった
実際にオレ教壇に立って、授業として成立するのかをみるだけやったらしい。
短い時間で声の大きさや話すスピード、全体を見渡しているか等を見とる。
『ちーんっ(ベルの音)大谷さん ありがとうございました。』
『あっ はい。お疲れ様でした。』
あんなに準備したものが ものの１０分程度で終ってしもてオレはびっくりした
模擬授業が終わると個人面接へと進んだ。
『大谷 敦士さん。』
『あっ はい』
『こちらにおかけください。』
名前を呼ばれて慌てて指定された席に腰を掛けた。
面接官は３人。
真ん中のおっちゃんが横山やすし(大阪を代表する漫才師)風の縞スーツ
その右隣が茶髪で女アルフィー高見沢という感じのおばちゃん
あとの1人は 紳士的なテリー伊藤って感じやった。
まず高見沢が口を開いた。
『あなたはどうゆう教師になりたいの？』
『時間を惜しまず子供と向き合える教師です。』
『教育実習は どちらへ?』
『はいっ 母校である舞戸学園です。』
『そこで何を学びましたか？』
『…教員の仕事は授業以外にもいろいろあるんやなぁーと思いました。』
ってアホかオレ。
ゴリと面接練習した時『２週間お世話になって学生の時とは違う目線で…』とか
答え用意しとったのに いろいろあるんやなぁーって言葉貧困や。
そんなオレに真ん中の横山やすしが ニヤニヤしながら聞いてきた。
『いろいろあるなーですか(笑)では具体的にどんなものがありましたか？』
『部活の指導や生徒会の活動とか
学校における生徒の活動を盛り上げたり指導したりすることに…』
ってアホや やっぱオレアホや。
そんな事普通に生徒やってた時からわかっとるっちゅうねん。
しかも質問と答えが見事にすべっとる。
『では 大谷くん。教育を行うにあたって一番重要な事は何だと思いますか?』
『それは…』
そこから何を聞かれたのか答えたのか正直覚えてない。
ただテリー伊藤のネクタイの柄にクラクラしとった気がする。
『これで面接を終わります。』
『あ…はいっ ありがとうございました。』
面接官に一礼をしてオレは早急に退出した。
廊下に出てため息をひとつついた時次の受験者と目があった。
『・・・がんばってな』なんて言葉を偉そうに掛けながら
案内の人にも挨拶をしてオレは会場を出た。
『はぁ…終った。疲れた。』
鞄の中にしまってあった携帯の電源を入れると１件のメール。
けれどそれはオレが待っている誰かとは別の奴からのもんやった。
★★★
『大谷くん…。ピアノ大丈夫？』
『多分。川島水泳は？』
『なんとか…』
『なんとか…。って…』
最期にあるんは実技試験。この日は川島とおんなじやった。
今日は家まで迎えに来てくれた。
実技試験は まずピアノ実技。
なんと弾き歌いというのをせんなあかん。
『なぁ川島。１番だけ弾いたらええんか？』
『えっ？２番もちゃう？』
気になるところは、どの程度「弾き歌い」ができればええん？
簡易伴奏？それとも本格伴奏か？１番と２番両方歌う?それとも１番だけ?
ピアノはアップライト？グランドピアノ？
アレコレ悩んでも実は教室に入る迄わからんらしい。
音楽の先生にならんのならピアノなんか弾けんでもええやんけと思う。
指定された教室に行くと数人ずつ集められ説明された。
『今回の試験は入場から退出迄２分間でお願いします。』
というだけで結局１番だけなんか２番も？フルコース？など触れてなかった。
あいうえお順に名前が呼ばれていく。
自然にオレが先になった。
『コンコン 失礼します』
ドアをノックして入室し面接官に一礼をする。
『はい 用意が出来たらはじめてください。』
★★★
ピアノが終わると得意分野の水泳の試験。
平泳ぎで２５メートル。もちろんというか男女は別に試験は行われる。
ゴーグル可・コンタクトもOKそして準備運動の後１本だけ練習が許された。
その時面接官から一言
『学習指導要領に準拠した泳ぎをしてください』
学習指導要領の泳ぎ方。
あおり足に気をつけ1かき1けりで進む。ゴールは両手でゴールするってやつ。
タイムはいっさい関係ないちゅう事やったから
オレはしっかり動作を大きく伸びるとこはのびして…２５メートルを泳ぎ切った
ベストはつくしたはずあとは発表だけや。
