花瓶事件そして神谷事件(誰にもしゃべってない)から2週間が過ぎた。
真咲先輩と次に使う小物の花を内職してると相沢社長に呼ばれた。
『君達はアンリ・シャトール・ジャン・エーメって知ってるか?』
『『『しってます あたりまえでしょ』』』ってみんなの声が揃った。
アンリ・シャトール・ジャン・エーメ。
フランス在住の日系2世で日本名は 篠崎 浩。イケメンの独身。
世界的有名デザイナーでその名前を知らんスタイリストはもぐりとさえ言われてる
そんな有名な人 ひよっこのあたしでも知らんわけない。
『なんだ知ってるの?』って相沢社長は残念ってゆう顏をした。
『実は そのアンリからうちの事務所に仕事を依頼があった。』
『『えーーーーーーーー。うちなんかに』うそーーーーー』
『君たちの表現に気になる所もあるが…。Iデパートに日本初の出店するアンテナショップの
ディスプレイを全面的にうちにまかしたいからやってくれないかって話なんだ』
『ほんとうですか 社長』
『本当だよ。ディスプレイのチーフに真咲…前野君はパンフレットの写真を撮影。あと藤川は…』
先輩たちは次々と名前を呼ばれ各自仕事を与えられていく。
まぁ あたしの事はお呼びやないよ。半人前の半分の半分前や。
参加できなくても出来上がりは見に行って写真撮らせてもらおう
それもムリやったら前野さんに頼んでみよ。
『…そして リサちゃん。』
『はいっ…。』
いきなり名前を呼ばれて びくんっと跳ね上がった。
その仕草を見てみんな クスクス笑こらえてんねん…失礼やん(笑)
『ここの地下倉庫にフランスから搬入されるアンリの荷物を仕分け頼むよ』
『はい。』
あたし 仕事任命された…。
ほんまは ショップディスプレーに参加してみたかった。
けど今の自分の実力やったら絶対に無理。
任命された仕事をちゃんとこなすでぇー。
『じゃあ これ頼むよ。ボクらは現場に行くから何かあったら電話してね。』
『はい・・・。』
真咲社長からの任命で地下倉庫に降りる。
そして あたしの目の前にある箱。
世界的デザイナーのアンリさんの物。
その箱から荷物を取り出してリストと突き合わせて確認するのがあたしのお仕事。
『a-1の箱は… わぁーこれめっさ綺麗な色のカットソーや
で次の箱は… さっきのカットソーにお似合いのスカート…。』
これがアンリさんのデザインした洋服なんや
うっとりと眺めていると時間はすぐに過ぎて足りなくなる。
スピードを加速して箱の中身とリストをチェックする。
『…えっと次は あっスカーフとバックが入っとるー。』
カットソーとスカートとそれに似合いそうなバックと…
これ…ちょっと合わせてマネキンに着せたらあかんかなぁー…
ちょーっとぐらいええやんな。
あたしは 後でとるお昼休みを削ることにして
荷物を自己流でスタイリングしてみた。
『すみませーん。』
夢中になってたあたしの耳には来客の声なんて聞こえてなかった。
『いやーん。このアクセサリーめっちゃクールやんっ これはこっちに…』
ぽんっ!!!
と誰かがあたしの肩を叩いた。
今事務所には誰もおらんはずやのに!
『ひぇーーーーーーーーーー!!すみませんっさぼってるわけやなくてっ』
肩を叩かれたせいで体が跳ね上がった。
もしかして 真咲先輩?
(小泉がサボってないか見に来るからなって言われてたねん)
そんな事を思いだしておそるおそる後ろを振り向くと 知らん人。
『えっと…どちらさん?』
『Bonjour はじめましてお嬢さん。ボクはアンリです。』
『アンリ?』
どっかで聞いたことある名前に首をかしげる。
アンリ? アン? あっ!!!
も…もしかして…
『yes アンリ・シャトール・ジャン・エーメです。以後お見知りおきを 』
『えーーーーーーーーー!』
にこにこと笑う長身のイケメンこの人がアンリさん?
って…相沢社長
あたし ここにアンリさんが来るやなんて聞いてなーいっ
真咲先輩と次に使う小物の花を内職してると相沢社長に呼ばれた。
『君達はアンリ・シャトール・ジャン・エーメって知ってるか?』
『『『しってます あたりまえでしょ』』』ってみんなの声が揃った。
アンリ・シャトール・ジャン・エーメ。
フランス在住の日系2世で日本名は 篠崎 浩。イケメンの独身。
世界的有名デザイナーでその名前を知らんスタイリストはもぐりとさえ言われてる
そんな有名な人 ひよっこのあたしでも知らんわけない。
『なんだ知ってるの?』って相沢社長は残念ってゆう顏をした。
『実は そのアンリからうちの事務所に仕事を依頼があった。』
『『えーーーーーーーー。うちなんかに』うそーーーーー』
『君たちの表現に気になる所もあるが…。Iデパートに日本初の出店するアンテナショップの
ディスプレイを全面的にうちにまかしたいからやってくれないかって話なんだ』
『ほんとうですか 社長』
『本当だよ。ディスプレイのチーフに真咲…前野君はパンフレットの写真を撮影。あと藤川は…』
先輩たちは次々と名前を呼ばれ各自仕事を与えられていく。
まぁ あたしの事はお呼びやないよ。半人前の半分の半分前や。
参加できなくても出来上がりは見に行って写真撮らせてもらおう
それもムリやったら前野さんに頼んでみよ。
『…そして リサちゃん。』
『はいっ…。』
いきなり名前を呼ばれて びくんっと跳ね上がった。
その仕草を見てみんな クスクス笑こらえてんねん…失礼やん(笑)
『ここの地下倉庫にフランスから搬入されるアンリの荷物を仕分け頼むよ』
『はい。』
あたし 仕事任命された…。
ほんまは ショップディスプレーに参加してみたかった。
けど今の自分の実力やったら絶対に無理。
任命された仕事をちゃんとこなすでぇー。
『じゃあ これ頼むよ。ボクらは現場に行くから何かあったら電話してね。』
『はい・・・。』
真咲社長からの任命で地下倉庫に降りる。
そして あたしの目の前にある箱。
世界的デザイナーのアンリさんの物。
その箱から荷物を取り出してリストと突き合わせて確認するのがあたしのお仕事。
『a-1の箱は… わぁーこれめっさ綺麗な色のカットソーや
で次の箱は… さっきのカットソーにお似合いのスカート…。』
これがアンリさんのデザインした洋服なんや
うっとりと眺めていると時間はすぐに過ぎて足りなくなる。
スピードを加速して箱の中身とリストをチェックする。
『…えっと次は あっスカーフとバックが入っとるー。』
カットソーとスカートとそれに似合いそうなバックと…
これ…ちょっと合わせてマネキンに着せたらあかんかなぁー…
ちょーっとぐらいええやんな。
あたしは 後でとるお昼休みを削ることにして
荷物を自己流でスタイリングしてみた。
『すみませーん。』
夢中になってたあたしの耳には来客の声なんて聞こえてなかった。
『いやーん。このアクセサリーめっちゃクールやんっ これはこっちに…』
ぽんっ!!!
と誰かがあたしの肩を叩いた。
今事務所には誰もおらんはずやのに!
『ひぇーーーーーーーーーー!!すみませんっさぼってるわけやなくてっ』
肩を叩かれたせいで体が跳ね上がった。
もしかして 真咲先輩?
(小泉がサボってないか見に来るからなって言われてたねん)
そんな事を思いだしておそるおそる後ろを振り向くと 知らん人。
『えっと…どちらさん?』
『Bonjour はじめましてお嬢さん。ボクはアンリです。』
『アンリ?』
どっかで聞いたことある名前に首をかしげる。
アンリ? アン? あっ!!!
も…もしかして…
『yes アンリ・シャトール・ジャン・エーメです。以後お見知りおきを 』
『えーーーーーーーーー!』
にこにこと笑う長身のイケメンこの人がアンリさん?
って…相沢社長
あたし ここにアンリさんが来るやなんて聞いてなーいっ