投資家の目線

投資家の目線690(金融二題)

 内藤証券が来年2月12日に子会社の日の出証券を合併すると発表した(「内藤証券と日の出証券、19年2月に合併」 2018/9/21 日本経済新聞WEB版)。今年6月現在、内藤証券の役職員は427名、日の出証券は役員8名、常務執行役員1名、執行役員2名、従業員176名で、役職員600名以上の証券会社になる。日の出証券との合併で店舗網は九州に広がる。

 今年1月にはSMBC日興証券とSMBCフレンド証券が、7月には藍沢証券と日本アジア証券が合併した。日の出証券は大和証券の子会社だった。大手証券の系列証券等で再編が進むのではないだろうか?


 地方銀行や信用金庫の窓口で昼休みを取る店舗が増えているという(「地銀・信金の窓口、昼休みの導入じわり、店舗網維持へ効率化。」 2018/9/17 日本経済新聞 朝刊)。昼休みに銀行窓口を利用するビジネスパースンが多いところ以外では、窓口に昼休みを導入してもあまり問題がないのだろう。「利用者の減少が進むなか、少しでも業務を効率化することで店舗網を維持する狙いだ」(同)というが、日本銀行の金融緩和で金融機関も経営上の余裕がなくなっているようにも見える。
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